なないろ弁当フランチャイズの全貌【検証】儲かるのか利益率を暴く

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なないろ弁当フランチャイズの全貌【検証】儲かるのか利益率を暴く

今回は、「なないろ弁当フランチャイズ」について、すべての期待値を暴いていきます。「たった5万円で開業できる」というキャッチコピーは印象的ですが、そんなことは重要ではありません。最も大切なことは、加盟者が「儲かるのかどうか」であり、加盟金の高低は二の次で良いと言えます。

そこで、フランチャイズLABOは以下の項目に沿って、FCモデルのポテンシャルを丸裸にしていきます。

【執筆者:河北大地】経歴:元飲食店経営者・最大4店舗運営・年商2億5000万円以上・従業員数120人以上

この記事で理解できること

  1. なないろ弁当フランチャイズの仕組み
  2. 応募から開業までの流れを確認
  3. 正確な開店前費用(開業資金)
  4. イニシャルコスト(初期投資額)
  5. 収益モデル分析
  6. 独自プロフィットで利益率(期待値)を算出
  7. 償却前ではなく、償却後利益の算出
  8. 利回り・回収期間の算出
  9. 推定オーナー年収算出
  10. 向いている人・いない人
  11. 総括

なないろ弁当フランチャイズ【仕組み・開業資金・総イニシャルコスト】

なないろ弁当フランチャイズ【仕組み・開業資金・総イニシャルコスト】

まずは、なないろ弁当フランチャイズを展開する「株式会社グランフーズ」について知ることが大切です。少なくとも、「どんな会社が運営元なのか」を理解しておく必要はあります。

会社名 株式会社グランフーズ
事業内容 ・高齢者配食サービス「ライフデリ」FC展開
・法人向け宅配弁当「なないろ弁当」FC展開
・高齢者施設向け調理済み食材「一勝便」の販売
企業理念・特徴 FCに加盟するという決断は、個人に置き換えると結婚と同じくらい重要な決断です。加盟契約がゴールではなく、開業後の加盟店の発展に全力を注ぐことが弊社の使命だと考えます。

ですから、加盟店募集にあたっては皆様の疑問や不安な事に全てお答えします。ご加盟を急ぐ必要はありません。十分に比較検討の上、ご判断下さいますようお願いします。

加盟店の皆様と共に、私共も成長できるようなFCモデルを実現して参ります。

代表者 小川 雄一郎
本社 〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-54-8 アビエス代々木3F
ホームページURL https://grandfoods.jp/
設立 2004 年 10 月
資本金 5,000,000円
売上金 21.8億円(2018年9月期)
従業員数 10名

出典:フランチャイズ比較ネット

資本金は5000万円で売上高は21.8億円です。それなりに大きな会社であり、運営基盤は「強固」であることがわかります。いわゆる「本社」に従事する人間は10名しか存在せず、非常に効率的な運営をしていると言えます。

なないろ弁当フランチャイズの仕組み

まずは、なないろ弁当フランチャイズ本部からのキャッチを確認していきましょう。

【開業資金わずか5万円】スキマ時間を活用して月45万円の収益を目指せる宅配弁当

空いている厨房設備と時間を有効活用できる!

加盟金、保証金は0円、月に支払う額は1万円〜。わずか5万円で開業できる宅配弁当サービスです。ロイヤリティや会費も無料。短時間で高収益を狙えるため、スキマ時間を有効活用して収益アップを目指せます。

フランチャイズ詳細

  • 既存の厨房施設を利用できる
  • ヘルシーな味とお手頃価格でサラリーマンの強い味方

『なないろ弁当』では、既に開業しているカフェや居酒屋、介護施設、障害者施設などの厨房設備を利用して、調理済みの食材を盛りつけて配達するサービスを提供しています。会社員の健康を考慮したメニューを管理栄養士が作成。多くのメニューを少しずつ食べられるというのが特長です。安くてヘルシーで美味しいことから、女性からも高い人気を集めています。

近年、サラリーマンは昼食代に使う費用はできるだけ安く抑えたいという傾向にあり、昼食代に支払う平均的な額は500円台後半。『なないろ弁当』は、500円以下で購入できるため、まさに時代のニーズに合った商品です。

また、宅配弁当の市場と健康市場も年々伸びています。忙しいサラリーマンが安いお店を探す手間を省くことができて、低価格で健康的な食事ができるため今後も成長することは間違いありません!

調理経験必要なし!屋号も自由に設定可能

『なないろ弁当』は、既存の厨房施設を利用するビジネスモデルのため、新たに設備を整える必要がありません。工事費0円で開業可能です!

食材についても、完全に調理済みのものを仕入れて盛りつけるので、仕込み作業はナシ! 食中毒などのリスクが極めて少ないことと、調理経験が無くても始められるという大きなメリットがあります。

注文方法も窓口をWebからのみにしているため、電話対応が不要。オーナーが運営しやすい環境です! クレジットカードやApplePayでの支払いも可能で、決済方法も充実しているため、お客様の利便性も非常に高い仕組みを整えています。

さらに屋号の設定が自由なのも魅力の一つです。既存の事業の屋号を生かし、商品名として『なないろ弁当』を販売できます。もちろん、『なないろ弁当』を屋号として利用することも可能です。

加盟から開業までの期間も最短で1ヵ月と短く、すぐにビジネスを始めて収益アップを目指したい方にはオススメです。

業資金はわずか5万円!午前中のスキマ時間で45万の収益を目指せる

最も魅力的と言っていいのが、開業資金の低さです。加盟金、保証金はなんと0円! 厨房をお持ちなら、厨房機器費、工事費は一切不要です。開業に必要な資金は、開業支援金5万円(税別)のみ。

そして、一般的なフランチャイズではロイヤリティとして売り上げの何割かを月々支払いますが、『なないろ弁当』ではロイヤリティは無料! 月に支払う料金は、エリア負担金1万円〜(税別)だけです(※商圏規模によって変動します)。

午前中の3.5〜4.5時間の稼働時間で、お弁当を作れるため空いた時間を有効活用できます。モデル収支は、1日200食で月間売上約183万円・月間営業利益約46万円! 既存のビジネスと並行して、効率的な収益アップを図れます。また、稼働は平日のみ。店舗の判断で、土日や祝日も営業することも可能。

営業は本部がサポート。DMやポスティングで集客できるため心配ありません。本部負担でDMの送付先リストも作成してくれます! 既存のビジネスとプラスアルファで何かビジネスを始めたい人にピッタリです。

出典:フランチャイズ比較ネット

冒頭でも少し触れましたが、「開業資金5万円」と魅力的なキャッチコピーがあります。これが本当であれば、加盟者希望者にとってはかなりアドバンテージが高いです。そのうえ、加盟金や保証金は必要なく、月々定額1万円を支払うことでビジネスを行うことも可能になっています。

また、注文は「WEBのみ」であるため、煩わしい電話応対に人件費をとられることもありません。人手不足の昨今では非常に画期的な仕組みだと言えます。

ただし、「スキマ時間で収益45万円」については、経常利益なのかどうかわかりません。そうでなければ油断できないため、慎重に検証する必要があります。

応募から開業までの流れをチェック

次に、応募から開業までの流れを確認します。

1.資料請求

お名前と電話番号、メールアドレスだけでご請求頂けます。
お電話や、しつこい営業は一切しません。

>>なないろ弁当フランチャイズの資料請求はこちら

2.個別面談(電話)

お電話でご希望のエリアについて調査しご提案させて頂きます。
ご不明な点、ご不安な点もお気軽にご相談下さい。

3.契約&開業準備

郵送でご契約の手続きを行います
その後は準備漏れが無いようしっかりサポートさせて頂きます。

4.オープン

販売上限を設定頂けますので、焦らずご自身のペースで堅実に売上を伸ばすことができます。

上記のように、まずは資料請求からスタートします。また、資料を請求すると、登録アドレスに下記情報も送られてきます。

  • 宅配弁当業界を取り巻く環境市場ニーズ
  • なないろ弁当導入のメリット
  • 開業費用
  • 毎月のご負担
  • 競合優位性
  • 1日のタイムスケジュール
  • モデル収支
  • ご加盟までの流れ

開店前費用(開業資金)を正確に算出する

ここで、本部が開示している開業資金の内訳を見てみます。

開店前費用(開業資金)を正確に算出する

開業資金 5 万円
内訳 開業支援負担金5万円(開業DM、パンフレット代含む)

上記のように、やはり「5万円」と表記されています。ただし、ここで注意しなければならないポイントがあります。それは、「飲食店や厨房設備のある施設を所持している場合に限る」という事実です。当たり前ですが、調理する設備やスペースが必要になるからです。

そうなると「開業資金5万円」というキャッチは、すでに飲食店を経営していたり厨房設備を所持したりしていない人には当てはまらないことになります。

もし、「小規模テナントを借りる」ということになれば、数十万円の開業資金が別途必要になることを理解しておいてください。例えば、家賃8万円程度の小規模テナントを借りる場合は、下記のような「開業前資金」が必要になります。

【小規模テナントを賃貸するケース】※賃料8万円

  • 加盟金:0円
  • 保証金:0円
  • 開業支援負担金:5万円
  • 物件取得費用/1ヵ月:80,000円 ※本部想定家賃8万円のため
  • 敷金/家賃80,000円×6ヵ月=480,000円
  • 工事期間/空家賃1ヵ月=80,000円

合計:690,000円/開業資金(税抜)

このように、小規模テナントとは言え、それなりの費用がかかるとわかります。ただ、そうは言っても通常の飲食店などであればイニシャルコストだけで数千万円はかかります。業界視点で言えば激安ですが、この辺りをどう捉えるかは各自の判断にお任せします。

一方で、すでに厨房設備を所持している場合は、キャッチの通り開業資金5万円でスタートすることが可能です。

イニシャルコスト(初期投資額)を調べる

次に、なないろ弁当フランチャイズに加盟し、オープンするまでに必要な「総イニシャルコスト」をできる限り正確に算出してみます。ただ、「設備を持っている人」「持っていない人」で数字は大きく異なるため、ここでは「設備を持っていない人」を前提に解説していきます。

設備については弁当屋がベースであるため、「焼き物」「揚げ物」「煮物」ができればOKのはずです。そこに、「冷蔵・冷凍庫」が加わるため、基本的には50万円ほどの経費を見込んでおけば良いと思います。また、運転資金の30万円も計上しておきます。

  • 開業資金:690,000円
  • 設備費用:500,000円
  • 運転資金:300,000円

合計:1,490,000円/イニシャルコスト ※税抜

総イニシャルコストは、1,490,000円という結果になりました。

なお、運転資金についてはイニシャルコストに入れるかどうか意見が分かれるところです。ただ、運転資金は実際に消耗する経費であり、借入の段階でも融資額に関わるお金です。そのため、イニシャルコストに含めておくことが適切だと考えます。

なないろ弁当フランチャイズ【収益モデル分析・利益率・回収期間】

なないろ弁当フランチャイズ【収益モデル分析・利益率・回収期間】

ここまでの解説で、なないろ弁当フランチャイズの総イニシャルコストは「149万円」だとわかりました。経営者であれば、この金額がどれだけ安いのか理解できるはずです。

ただ、実際のところ肝心の「収益モデルポテンシャル」はどうなのでしょうか。もし、これが利益率の低いモデルであれば、イニシャルコストが低くても意味はありません。

そこで、なないろ弁当フランチャイズが「本当に儲かるのかどうか」を収益モデルから分析していきます。独自プロフィットで利益率(期待値)を算出し、現実に近い数値を暴きます。

収益モデル分析

収益モデル分析を行います。まずは、なないろ弁当フランチャイズHPから画像を引用してみます。

収益モデル分析

正直なところ、よくわかりません。スタート時は「40食」で1年後には「200食」を販売しているため、運営しているうちに顧客が付いて徐々に売上は増えていきますよ、と言いたいことは理解できました。ただ、これでは収益モデル分析にはなりません。そこで、情報元を変えてみます。

収益モデル分析②

出典:フランチャイズ比較ネット

少しだけ数字が見えてきました。ただ、これでも漠然としていて正確な事業計画を練ることができません。そのため、私のプロフィットに落とし込み、もう少し具体的な数値を明らかにしていきます。

独自プロフィットで利益率(期待値)を算出

プロフィットに数値を落とし込む前に、「出店条件」「運営条件」「自己資金・返済計画」を明確にしておく必要があります。そうしなければ現実に近い数字が出ないからです。例えば、なないろ弁当フランチャイズの場合は下記のようになります。

【出店条件】※小規模テナント賃貸

  • 加盟金:0円
  • 保証金:0円
  • 開業支援負担金:5万円
  • 物件取得費用/1ヵ月:80,000円 ※本部想定家賃8万円のため
  • 敷金/家賃80,000円×6ヵ月=480,000円
  • 工事期間/空家賃1ヵ月=80,000円
  • 設備費用:500,000円
  • 運転資金:300,000円
  • 総イニシャルコスト:1,490,000円 ※税抜

【自己資金・返済計画】※100万円を借入した場合

  • 自己資金:500,000円
  • 借入金:1,000,000円/金利2%/元金均等/3年返済
    ※自己資金が乏しい人を念頭に、あえて100万円の借入
  • 初月返済額:29,443円
  • 総返済額:1,030,816円
  • 利息合計:30,816円
  • 利息割合:2.99%
  • 支払金利(変動):856円

運営条件 ※本部開示データ参照

  • 郊外テナント:10坪
  • 営業時間:8~13時まで
  • 想定売上高/単月:2,020,000円 (本部見込み)
  • 原価:不明
  • 人件費:350,000円 (本部見込み)
  • 地代家賃:80,000円
  • ロイヤリティ:0%
  • 月額会費:10,000円
  • 本部経費(車両費込み):80,000円
  • パート・アルバイト:4名 ※時給950円
  • 減価償却費は3年で平均値をざっくり算出するため、やり方によって月々の償却値は異なる
    ※オープン月に大きく計上することもあり、経営者の方針次第だと言える
  • オーナーは現場に出ない
    ※オーナーが現場に出なくても利益があがるようなら事業化できる。
    そのため、まずはオーナーを外して考えてみるべき

上記の通り、すべての条件が整いました。ここから、より具体的な損益を算出してみます。

なないろ弁当フランチャイズ:P/L
売上高 2,020,000(100%)
原価 1,270,000(62.87%)
粗利益 750,000(37.12%)
給与手当 418,000(20.69%) ※時給950円:5時間稼働×4名×22日間
福利厚生 0
採用広告費 25,000
通信費 5,000
販売促進費 20,000
消耗品費 10,000
修繕費(積立) 5,000 ※実際には計上されない経費
水道光熱費 100,000
新聞図書費 0
支払手数料 5,000
地代家賃 80,000
賃借料 0
産廃処理費 18,000
保険料(積立) 8,000 ※実際には計上されない経費
租税公課 0
減価償却費 13,889 ※計上されるが実際には減らないお金
雑費 10,000
施設管理費 5,000
ロイヤリティ 0
本部会費(月々定額) 10,000
本部経費(車両費込み) 80,000
販売管理費 812,889
営業利益 -62,889
支払利息 856
経常利益 -63,745
オーナー所得 赤字

残念ながら、上記の条件では赤字です。「オーナーは現場に出ない」という制約をつけて算出しているため、自ら厨房に立てば利益は出ます。ただ、そうは言っても、これではほとんど利益が取れません。

そこで、「オーナーも現場に出る」「頑張って250万円売上げる」という条件に改正し、もう一度計算してみます。※販売管理費は、人件費以外ほぼ変わらないはずです

なないろ弁当フランチャイズ:P/L
売上高 2,500,000(100%)
原価 1,571,750(62.87%)
粗利益 928,250(37.12%)
給与手当 313,500 ※時給950円:5時間稼働×3名×22日間
福利厚生 0
採用広告費 25,000
通信費 5,000
販売促進費 20,000
消耗品費 10,000
修繕費(積立) 5,000 ※実際には計上されない経費
水道光熱費 100,000
新聞図書費 0
支払手数料 5,000
地代家賃 80,000
賃借料 0
産廃処理費 20,000
保険料(積立) 8,000 ※実際には計上されない経費
租税公課 0
減価償却費 13,889 ※計上されるが実際には減らないお金
雑費 10,000
施設管理費 5,000
ロイヤリティ 0
本部会費(月々定額) 10,000
本部経費(車両費込み) 80,000
販売管理費 710,389(28.4%)
営業利益 217,861(8.7%)
支払利息 856
経常利益 217,005(8.6%)
オーナー所得 ???

これで、ようやく217,005円の経常利益が出ました。利益率はたったの8.6%で、原価率は62.8%以上と高過ぎです。さらに言えば、この数字には「借入元本の返済金」が入っていません。そのため、減価償却値と元本返済額を相殺して具体的な数値を弾きます。

  • 13,889円/減価償却値-29,443円/借入元本=-15,554円
  • 217,005円/経常利益-15,554円=201,451円

上記の通り、201,451円の中からオーナーは報酬を得ることになります。控えめに言って、かなり厳しい結果となってしまいました。ただ、サイドビジネスとして飲食店経営者などが行う場合はテナントが必要ないため、約30万円ほどの利益は出せそうです。

年間利回り・回収期間を算出する

次は、年間利回りと回収期間について言及します。

  • 年間利回り:201,451円×12ヶ月=2,417,412円
    2,417,412円÷1,490,000円/総イニシャルコスト=162%
  • 回収期間:1,490,000円/総イニシャルコスト÷201,451円=7.4ヶ月

上記の通り、年間利回りは162%、回収期間は7.4ヶ月になることがわかりました。これだけ見れば、非常に良い数値だと言えますが、実際には全く喜べることではありません。この結果は、イニシャルコストが低いだけであり、利益がほぼ残らないことは明白だからです。

推定オーナー年収について

では、結局のところオーナー年収はどれほどになるのでしょうか。これまで述べたことを踏まえ、下記に算出してみます。

  • 201,451円/単月利益×12ヶ月=2,417,412円/年間利益
    2,417,412円/年間利益×70%=1,692,188円/オーナー年収

オーナー年収は、1,692,188円という残念な結果になりました。年間利益の70%に設定している理由は、「税金」「内部留保」を見込んでいるためであり、30%は残しておいたほうが無難です。

また、同条件で300万円を売り上げたとしても、オーナー年収は200万円強に留まります。つまり、なないろ弁当フランチャイズ一本で食べていくためには、売上高400万円以上を狙う必要があるということです。それでようやく人並みの給料が取れるようになります。

なないろ弁当フランチャイズ:P/L
売上高 4,000,000(100%)
原価 2,514,800(62.87%)
粗利益 1,485,200(37.12%)
給与手当 418,000 ※時給950円:5時間稼働×4名×22日間(一人分増加)
福利厚生 0
採用広告費 25,000
通信費 5,000
販売促進費 20,000
消耗品費 10,000
修繕費(積立) 5,000 ※実際には計上されない経費
水道光熱費 130,000
新聞図書費 0
支払手数料 5,000
地代家賃 80,000
賃借料 0
産廃処理費 30,000
保険料(積立) 8,000 ※実際には計上されない経費
租税公課 0
減価償却費 13,889 ※計上されるが実際には減らないお金
雑費 10,000
施設管理費 5,000
ロイヤリティ 0
本部会費(月々定額) 10,000
本部経費(車両費込み) 80,000
販売管理費 854,889(21.3%)
営業利益 630,311(15.7%)
支払利息 856
経常利益 629,455(15.7%)
オーナー所得 40万円以上は取れる

【向いている人・いない人】

このように、新たにテナントを借りて、なないろ弁当フランチャイズだけで勝負する場合は、400万円以上の売上高を目指すべきです。そうしなければ、まともに食べていけない可能性があるからです。

ただし、そもそも、なないろ弁当フランチャイズに400万円以上を売り上げる力はあるのでしょうか。これについては、本部に確認してみなければわかりません。たとえ、過去に事例があったとしてもそのケースが「希少」であれば危険です。なぜなら、滅多に400万円以上は売れないことを意味するからです。

こうした理由から、新たにテナントを借りて、なないろ弁当フランチャイズに挑戦するのではなく、すでに設備を持っている事業者が「サイドビジネスとして行う」ほうが望ましいです。そうすれば、イニシャルコストは必要なく、今の売上にプラスされる形となるためリスクを最小限に抑えることも可能になります。

総括:なないろ弁当フランチャイズ【分析結果】

最後に、なないろ弁当フランチャイズのポイントを総括します。

運営会社は株式会社グランフーズで基盤は強固

  • 資本金:5000万円
  • 売上高:21億8000万円
  • 本部人員数:10名

「開業資金5万円」とあるが、すでに設備を持っている人が対象

新規参入では「テナント費用」「設備費用」がかかる
例【小規模テナントを賃貸するケース】※賃料8万円

  • 加盟金:0円
  • 保証金:0円
  • 開業支援負担金:5万円
  • 物件取得費用/1ヵ月:80,000円 ※本部想定家賃8万円のため
  • 敷金/家賃80,000円×6ヵ月=480,000円
  • 工事期間/空家賃1ヵ月=80,000円
  • 合計:690,000円/開業資金(税抜

総イニシャルコストは149万円
※上記ケースの場合

  • 開業資金:690,000円
  • 設備費用:500,000円
  • 運転資金:300,000円
  • 合計:1,490,000円/イニシャルコスト(税抜

収益モデル分析

  • 利益率:8.6%
    ※かなり低い
  • 原価率:62.8%
    ※異常に高い
  • 年間利回り:162%
    ※良好な数値だがほぼ意味なし
  • 回収期間:7.4ヶ月
    ※良好な数値だがほぼ意味なし

オーナーは現場に出る必要があるため、事業化は不可
※そうしなければ利益が出ない

テナントを借りた場合、本部の数値を当て込むだけでは「赤字」になってしまう

  • 売上高202万円では赤字
  • 売上高250万円でようやく微々たる利益
  • 理想は400万円以上を売り上げたい
    ※これでオーナー年収480万円程度

新規にテナントを借りて挑戦するのはリスクが高い
※すでに設備を持っている事業者が「サイドビジネスとして行う」ことが適切

なお、なないろ弁当フランチャイズ資料は下記から無料請求できます。

>>なないろ弁当フランチャイズの資料請求はこちら

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フランチャイズ起業するとき、多くの人は「有名だから」「儲かりそうだから」というような感覚値で行動しようとします。確かに、ネームバリューがあり店舗も増え続けているFCであれば上手くいくこともあります。

しかし、その一方で「広告が上手い」という理由だけで有名になってしまうFCモデルも存在します。つまり、全く儲からないにも関わらず、ブランディングや集客技術が高いことで加盟者が増加する現象が起きているのです。もちろん、加盟者は利益をあげることができず、結果的に苦しい生活を送ることになります。

フランチャイズ本部のキャッチコピーや収益モデルを鵜呑みにしてはいけない、ということです。そして、真実を解き明かすためには、自身で収益モデル分析を行えるようになる必要があります。開業前資金やイニシャルコスト、借入返済計画や損益計算書などを独自に作成できなければならないということです。

もちろん、本部が開示している数値を当て込むだけでは意味がないため、内外装工事における平均坪単価を調べたり、一般的な物件取得費用を理解したりする必要があるわけです。

もっと言えば、ランニングコストとなる「採用教育費」「広告宣伝費」「福利厚生」「通信費」「光熱費」「地代・家賃」「雑費」「租税公課」といった項目に適切な数値を入れることで、ようやく「本当に儲かるのかどうか」がわかるようになるのです。つまり、経験値から生まれる「プロの視点」が求められるということです。

ただ、そうは言っても多くの人は素人であるため、不可能な話です。そこで、私が代行してすべての数値を明らかにし、以下のページで「現実的に儲かる可能性の高いフランチャイズのみ」ランク付けしています。

「真実の数値」を解き明かし、その根拠を理解することでフランチャイズビジネスは成功するのです。

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