おたからやフランチャイズの全貌【検証】驚異的モデルと利益率の秘密

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おたからやフランチャイズの全貌【検証】驚異的モデルと利益率の秘密

今回は、「おたからやフランチャイズ」について、すべての期待値を暴いていきます。「1~3坪で200万円を売り上げる」というキャッチコピーは現実的に可能なのでしょか。もし、本当であればローリスク・ハイリターンを望める希少なFCモデルであると言えます。

広告にタレントの「コロッケさん」を起用するなど、大きな費用を投下していることから「本部が儲かっている」のは確かです。しかし、加盟店が儲からなければ意味はありません。

そこで、フランチャイズLABOは以下の項目に沿って、おたからやフランチャイズを丸裸にしていきます。

【執筆者:河北大地】経歴:元飲食店経営者・最大4店舗運営・年商2億5000万円以上・従業員数120人以上

この記事で理解できること

  1. おたからやフランチャイズの仕組み
  2. 応募から開業までの流れを確認
  3. 正確な開店前費用(開業資金)
  4. イニシャルコスト(初期投資額)
  5. 収益モデル分析
  6. 独自プロフィットで利益率(期待値)を算出
  7. 償却前ではなく、償却後利益の算出
  8. 利回り・回収期間の算出
  9. 推定オーナー年収算出
  10. 向いている人・いない人
  11. 総括

おたからやフランチャイズ【仕組み・開業資金・総イニシャルコスト】

おたからやフランチャイズ【仕組み・開業資金・総イニシャルコスト】

まずは、おたからやフランチャイズを展開する「株式会社いーふらん」について知ることが大切です。少なくとも、「どんな会社が運営元なのか」を理解しておく必要はあります。

会社名 株式会社いーふらん
事業内容 金地金・貴金属の買取、刀剣・切手・古銭・骨董品・ブランド品等の買取・販売  【古物商許認可】 ●東京都公安委員会許可第301080709206号 ●神奈川県公安委員会許可第451380001308号
代表者 代表取締役 渡辺 喜久男
本社 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町3-33-2横浜鶴屋町ビル7F
ホームページURL http://franchise.otakaraya.net/
設立 2000年3月
資本金 8000万円

資本金は8000万円とそれなりに大きな会社であり、運営基盤に問題はありません。また、事業立ち上げから、すでに19年が経過していることも好印象です。

おたからやフランチャイズの仕組み

まずは、おたからやフランチャイズ本部からのキャッチを確認していきましょう。

がっちりマンデーで『おたからや』が紹介されました!テーマは“坪ビジネス”。たった1~3坪でも月200万円を稼ぐ。

貴金属、ブランド品、切手も買取可能!成長著しいリユース市場でビジネスを成功に導きます!

フランチャイズ事業の説明

「おたからや」は、買取専門のフランチャイズです。 メインの買取商品である貴金属は、情勢不安による価格高騰を受け、世界的に見ても買取高が増加中。 ブランドバッグや時計は、1円でも安く購入したい方や、新しく購入するために手放す方が増えており、大きな市場規模となっています。

また、「おたからや」では切手や古銭を中心とした趣味性の高い商品の買取が出来ます。 趣味性の高い商品は、コレクターの方の遺品であったり、もらったものを持ち込まれたりすることが多く、幅広いお客さんに活用されます。 買取が難しいこれらの商品の取り扱いで、他買取店との差別化が可能です。

リユース市場規模は、2009年に比べて2013年は1.3倍以上伸び、2020年には1.5倍の伸びが予測されています。 消費者の中古品に対する抵抗感の低下や、環境を大事にする意識の高まりもあり、リユース人口は大幅に増えつつあります。「おたからや」のビジネスはリユース業界の成長の波に乗って成長することが期待出来ます。

投資回収6ヶ月で低リスク!キーワードは「小スペース」と「在庫リスク無し」

フランチャイズ事業の説明

「おたからや」のビジネスは低リスクなのも特長です。 ポイントは2つ。 「小スペースでの開業」と「在庫リスク無し」。 「おたからや」では、買取に特価することでわずか3坪程度のスペースがあれば開業可能。物件取得費や内装費を低く抑えられます。

また、オーナー1人でも営業可能なので人件費も必要ありません。 低資金で開業でき、ランニングコストも少ないため低リスクでの開業が出来ます。 通常の買取ビジネスでは、仕入時は利益が確定せず販売するまで在庫となります。

「おたからや」では、専門の換金業者が換金を行なうため即換金で在庫リスクなし。キャッシュフローが安定します。 低資金、低リスクの「おたからや」。さらに粗利40パーセント以上の高収益のビジネスモデル。投資回収はなんと最短6ヶ月程で実現可能です。

未経験でも高収入!充実したサポートで集客安心!

フランチャイズ事業の説明

「おたからや」のフランチャイズは、充実のサポートで未経験でも高収益の経営が目指せます。 メインの業務である買取の技術は未経験の方でも研修で習得可能。 さらに不安な方は、WEBカメラを利用した本部の査定で商品買取をサポートします。

集客においても、「おたからや」はTV番組への露出や、WEB広告など多くの広告を出稿し、競合他社にはマネ出来ない集客力があります。 イメージキャラクターにはものまねタレント「コロッケ」を起用。買取に対する抵抗感を減らし、気軽に店舗に足を運んでもらえるイメージ戦略を確立しています。

また、集客の重要なポイントである立地については、本部が丁寧に立地調査を行います。しかも、営業不振の場合は無料で移転先の店舗を用意させて頂くことも可能です。

一年間のモデル収支は、買取換金売り上げが4,640万円強、コストは3,620万円程度で経常利益1,020万円程度です。 未経験者でも年収1,000万円超え続出です。

出典:フランチャイズ比較ネット

おたからやなどのリユース事業は年々拡大しています。2009年から2020年にかけて約150%もの市場拡大が見込めるようです。多くの業界が縮小傾向にある中、リユース市場の未来には明るいイメージがもてます。

また、個人的には「投資回収6ヶ月」「小スペース」「在庫リスク無し」といったキーワードに魅力を感じます。なぜなら、イニシャルコストは小さく、ローリスクでビジネスを行うことができるからです。

ただ、少し気になるのは「一年間のモデル収支は、買取換金売り上げが4,640万円強、コストは3,620万円程度で経常利益1,020万円程度です。」というコピーと「年収1,000万円超え続出」が結びつかないことです。経常利益1020万円で年収1000万円は不可能であるため、それを目指すならもっと売上げる必要があるということです。

おそらく本部は、「もっと売り上げて年収1000万円以上の人も大勢いますよ」と言っているのだと思います。

応募から開業までの流れをチェック

次に、応募から開業までの流れを確認します。

(1) お問い合わせ
まずはお気軽に資料をご請求ください。

>>おたからやフランチャイズの資料請求はこちら

(2) 事業説明会・セミナー参加
担当者が現在の状況や今後の展望をヒアリングさせていただきます。ご事情に合わせたご提案ができるよう事業のご説明をさせていただきます。さらに現在運営中の店舗をご案内させていただきますので、実際にどういった店舗になるのかがイメージしやすくなります。

(3) 契約締結
契約内容にご納得いただき、法定書面の確認などが終わり次第契約締結となります。 SVと研修やオープンまでの日程を決定いたします。

(4) 研修スタート
いよいよ研修スタートです。様々な商品に関する基礎知識を身につけていただきます。 と言っても研修終了後も分からない事があればご対応できますので、ご安心ください。

(5) オープン
ついに念願のオープンです。お問い合わせからオープンまで約1ヶ月強。この間に古物商許可証の申請などを済ませておきます。

上記のように、まずは資料請求からスタートします。その後、担当者から折り返しの連絡があり、簡単なヒアリングや質疑応答を開始する流れです。

開店前費用(開業資金)を正確に算出する

まず、前提としておたからやフランチャイズには4つの加盟プランが用意されています。それぞれの特徴を理解した上で、本部が開示している開業資金の内訳を見てみましょう。

おたからやフランチャイズ:シルバープラン

おたからやフランチャイズ:シルバープランタイプS

おたからやフランチャイズ:ゴールドプラン

おたからやフランチャイズ:プラチナプラン

正直なところ、プラン多すぎです。しかも、かなり分かりにくいため、下記に特徴をまとめました。

シルバープラン

  • 加盟金:2,400,000円
  • 開業セット:620,000円
  • 研修費(2名分):1,000,000円
  • 合計:4,020,000円(税別)

プラン内容

  1. 研修(2名)
  2. マニュアル一式
  3. 店舗ホームページ
  4. 査定セット
  5. 備品・消耗品
  6. 検品機器

シルバープランでは、402万円の費用がかかります。そして、これには「物件取得費用」「内外装費」「運転資金」などが入っていません。つまり、テナントはこちらでを用意する必要があるということです。

そこで、下記「1年間のモデル収益」を確認してみてください。

おたからやフランチャイズ:モデル収支

あくまでも平均値ですが、右上に「家賃15万円」と記載されています。この数値で物件を取得してみます。

  • 物件取得費用/1ヵ月:150,000円
  • 敷金/家賃150,000円×10ヵ月=1,500,000円
  • 工事期間/空家賃1ヵ月=150,000円

合計:1,800,000円/物件取得費(税抜)

さらに、「内外装費100万円」「運転資金100万円」を加え、すべて合算してみます。

  • シルバープラン:4,020,000円
  • 物件取得費用/1ヵ月:150,000円
  • 敷金/家賃150,000円×10ヵ月=1,500,000円
  • 工事期間/空家賃1ヵ月=150,000円
  • 内外装費:1,000,000円
  • 運転資金:1,000,000円

合計:6,820,000円/開業資金

上記の通り、シルバープランに加盟するのであれば少なくとも700万円程度は必要になることがわかります。次は、「シルバープラン タイプS」について解説します。

シルバープラン タイプS

  • 加盟金:2,000,000円

プラン内容

  1. 研修(2名)
  2. マニュアル一式
  3. 店舗ホームページ
  4. 査定セット
  5. 備品・消耗品
  6. 検品機器
  7. 物件取得費
  8. 内外装費
  9. 看板費用
  10. 備品・通信工事など

これを見てどう感じるでしょうか。402万円のシルバープランに比べ、200万円のシルバープランタイプSのほうがサポートは手厚いのです。全く意味不明であったため、電話で確認したところ謎が解けました。理由は下記の通りです。

  1. シルバープランでは700万円ほどのイニシャルコストが必要になり、「開業後の運営資金を圧迫するためどうにかならないか」という声を多数いただいたから
  2. その代わり、定額10万円のロイヤリティを「25万円」まで引き上げる

つまり、イニシャルコストを小さく抑え、ゆとりを持ってオープンできるようサポートする代わりに、減額した分は月々の増額されたロイヤリティで返してくださいね、というようなプランです。200万円で開業できるSタイプには、こうしたロジックが秘められているわけです。

メリットとしては、たったの200万円でおたからやフランチャイズを開業できることです。先立つものに苦労している人にとっては、有難いプランかもしれません。

ただ、15万円上乗せされたロイヤリティを10年間支払い続けたらどうでしょう。

  • 150,000円/ロイヤリティ増額×12ヶ月=1,800,000円/年間
  • 1,800,000円×10年間=18,000,000円/10年

上記の通りです。イニシャルコストを約500万円抑えるために、10年で1800万円を支払うことになるということです。私であれば、シルバープランSタイプを選ぶことはありません。

ゴールドプラン

  • 加盟金:3,400,000円
  • 開業セット:700,000円
  • 研修費(3名分):1,000,000円
  • 合計:5,100,000円(税別)

プラン内容

  1. 研修(3名)
  2. マニュアル一式
  3. 店舗ホームページ
  4. 査定セット
  5. 備品・消耗品
  6. 検品機器
  7. 追加加盟金ゼロ(2店舗分)
  8. チラシ10万部
  9. オープン時バナー広告
  10. 研修期間2日延長
  11. HPコンテンツ追加作成

ゴールドプランは主に「法人向け」です。2店舗分の加盟金が免除されるなど、この先数店舗を展開する事業計画がある場合にお勧めです。ただし、シルバープラン同様「物件取得費用」「内外装費」「運転資金」が抜けているため、下記にすべてを合算してみます。

  • ゴールドプラン:5,100,000円
  • 物件取得費用/1ヵ月:150,000円
  • 敷金/家賃150,000円×10ヵ月=1,500,000円
  • 工事期間/空家賃1ヵ月=150,000円
  • 内外装費:1,000,000円
  • 運転資金:1,000,000円

合計:8,900,000円/開業資金

最後に、プラチナプランです。

プラチナプラン

  • 加盟金:2,592,000円
  • 開業準備金:561,000円
  • 研修費:1,080,000円
  • プラチナサポートプラン:4,406,000円
  • 開店時広告宣伝費:500,000円
  • 店舗内装・什器・パーテーション:200,000円
  • 看板・のぼり費用:300,000円
  • 合計:9,639,000円(税別)

プラン内容

  • オープンに至るまでのすべて
  • 開業後は「直営店扱い」の手厚いサポート

こちらも完全に法人向けです。簡単に言ってしまえば「直営店並みの超手厚いサポートを受けられる」ということです。どうせならプランを絞り、すべてに同等のサポートをしてくれれば良いのですがビジネスなので仕方ありません。

下記は、プラチナプランの正確な開業資金です。

  • 加盟金:2,592,000円
  • 開業準備金:561,000円
  • 研修費:1,080,000円
  • プラチナサポートプラン:4,406,000円
  • 開店時広告宣伝費:500,000円
  • 店舗内装・什器・パーテーション:200,000円
  • 看板・のぼり費用:300,000円
  • 物件取得費用/1ヵ月:150,000円
  • 敷金/家賃150,000円×10ヵ月=1,500,000円
  • 工事期間/空家賃1ヵ月=150,000円
  • 運転資金:1,000,000円
  • 合計:12,439,000円(税別)

なお、おたからやフランチャイズのHPでは敷金を「4ヵ月」しか見ていません。しかし、それは一般的ではないため、6~10ヶ月程度で考えておいたほうが無難です。

イニシャルコスト(初期投資額)を調べる

次に、おたからやフランチャイズに加盟し、オープンするまでに必要な「総イニシャルコスト」をできる限り正確に算出してみます。ただ、すでにそれぞれのプランで計算は完了しているため、プラン別にわかり易く記載だけしておきます。

【イニシャルコスト】※税抜

  • シルバープラン=6,820,000円
  • シルバープランタイプS=2,000,000円
  • ゴールドプラン=8,900,000円
  • プラチナプラン=12,439,000円

なお、運転資金についてはイニシャルコストに入れるかどうか意見が分かれるところです。ただ、運転資金は実際に消耗する経費であり、借入の段階でも融資額に関わるお金です。そのため、上記のようにイニシャルコストに含めておくことが適切だと考えます。

おたからやフランチャイズ【収益モデル分析・利益率・回収期間】

おたからやフランチャイズ【収益モデル分析・利益率・回収期間】

ここまでの分析で、おたからやフランチャイズにおける各プランのイニシャルコストがわかりました。どのプランを選ぶかは自由ですが、ここからは「シルバープラン」をベースに解説していきます。最も一般的であり、おそらく一番加盟者が多いプランだと思うからです。

ただ、実際のところ「収益モデルのポテンシャル」はどうなのでしょうか。プランがいくつ用意されていても、FCモデルそのものにパワーがなければ成功することはできません。

そこで、おたからやフランチャイズが「本当に儲かるのかどうか」を収益モデルから分析していきます。独自プロフィットで利益率(期待値)を算出し、現実に近い数値を暴いていきます。

収益モデル分析

収益モデル分析を行います。先ほど使用した収益モデル画像をもう一度確認してみましょう。

収益モデル分析

少しややこしいので整理します。

  • 買取換金収入=売上高
  • 買取(仕入れ)=材料費(仕入れ原価)
  • 経費=販売管理費

上記を元に、原価率と粗利率を算出してみます。

  • 1ヶ月目:5,137,341/仕入原価÷8,026,442/売上高=64%(原価率)
  • 3ヶ月目:15,268,027/仕入原価÷23,861,736/売上高=63.9%(原価率)
  • 半年後:32,788,139/仕入原価÷51,363,228/売上高=63.8%(原価率)
  • 1年後:64,580,036/仕入原価÷105,328,638/売上高=61.3%(原価率)

つまり、原価は概ね64%、粗利率は36%という認識で良いでしょう。1年後に2.7%ほど原価率は落ちていますが、特に気にせずこのまま「厳しい目」で見ておいたほうが無難です。もう少し詳しく見ていきましょう。

おたからやフランチャイズの損益計算書

このように、おたからやフランチャイズはP/Lをきちんと開示しているところが好印象です。収益モデルに自信を持っている証拠であり、実際のところ、多くのFC本部はこうした数値を細かく開示してくれません。おたからやフランチャイズ本部の誠実な姿勢が伺えます。

ただ、気になる項目として「広告費78万円」「広告協賛費10万円」があります。問い合わせて確認したところ、下記のような返答をいただきました。

  • 広告費:周辺地域への「チラシのポスティング」がメイン広告となるため、作成代・印刷代・ポスティング代が毎月必要になる
  • 広告協賛費:テレビCMなど大きな費用がかかる広告を定期的に打つため、加盟店も経費をシェアしてもらいたい

広告費に関しては、「加盟者側でチラシの発行部数を決める権利がある」ため、明示されている金額よりも減らすことは可能です。ただ、広告費をケチってしまえば、集客に支障を来たす恐れがあります。そのため、できる限り本部の意向に沿ったほうが安全な可能性は高いです。

また、広告協賛費については若干「理由のこじつけ」のようにも感じましたが仕方ありません。こちらも定額制であるため、言ってしまえば名目を変えたロイヤリティのようなものだと言えます。少し残念な気もしますが、重要なことは「それらを含めて利益が出せるかどうか」であり、ここを明らかにしていきます。

そこで、かなり数字は見えているものの少々足りないため、私のプロフィットに落とし込み、さらに具体的な数値を暴いていきます。

独自プロフィットで利益率(期待値)を算出

プロフィットに数値を落とし込む前に、「出店条件」「運営条件」「自己資金・返済計画」を明確にしておく必要があります。そうしなければ現実に近い数字が出ないからです。例えば、おたからやフランチャイズ「シルバープラン」の場合は下記のようになります。

【出店条件】シルバープラン

  • 加盟金:2,400,000円
  • 開業セット:620,000円
  • 研修費(2名分):1,000,000円
  • 物件取得費用/1ヵ月:150,000円
  • 敷金/家賃150,000円×10ヵ月=1,500,000円
  • 工事期間/空家賃1ヵ月=150,000円
  • 内外装費:1,000,000円
  • 運転資金:1,000,000円
  • 合計:6,820,000円/イニシャルコスト

【自己資金・返済計画】※600万円を借入した場合

  • 自己資金:1,000,000円
  • 借入金:6,000,000円/金利2%/元金均等/10年返済
    ※とりあえず10年返済の設定ですが、5年でも構いません
  • 初月返済額:60,000円
  • 総返済額:6,604,960円
  • 利息合計:604,960円
  • 利息割合:9.16%
  • 支払金利(変動):5,041円

運営条件 ※本部開示データ参照

  • テナント:5坪
  • 想定売上高/単月:8,777,386円 (本部見込み)
  • 原価:5,381,670円 ※原価はあえて64%の5,617,527円に設定する
  • 人件費:250,000円 (本部見込み)
  • 地代家賃:150,000円 (本部見込み)
  • 広告費:800,000円 (本部見込み)
  • ロイヤリティ:100,000円/定額
  • 広告協賛金:100,000円/定額
  • 光熱費・雑費:70,000円 (本部見込み)
  • 社員:1名
  • 減価償却費は10年で平均値をざっくり算出するため、やり方によって月々の償却値は異なる
    ※オープン月に大きく計上することもあり、経営者の方針次第だと言える
  • オーナーは現場に出ない
    ※オーナーが現場に出なくても利益があがるようなら事業化できる。
    そのため、まずはオーナーを外して考えてみるべき

上記の通り、すべての条件が整いました。ここから、より具体的な損益を算出してみます。

おたからやフランチャイズ・シルバープラン:P/L
売上高 8,777,386(100%)
原価 5,617,527(64%)
粗利益 3,159,859(36%)
給与手当 250,000(2.8%)
福利厚生 40,000
採用広告費 0 ※広告費に含む
通信費 10,000
販売促進費 0 ※広告費に含む
消耗品費 0 ※雑費に含む
修繕費(積立) 5,000 ※実際には計上されない経費
水道光熱費 20,000
新聞図書費 0
支払手数料 5,000
地代家賃 150,000
賃借料 0
産廃処理費 3,000
保険料(積立) 5,000 ※実際には計上されない経費
租税公課 0
減価償却費 8,333 ※計上されるが実際には減らないお金
雑費 50,000
施設管理費 5,000
ロイヤリティ 100,000
広告協賛金 100,000
広告費 780,000
販売管理費 1,396,333(15.9%)
営業利益 1,763,526(20.1%)
支払利息 5,041
経常利益 1,758,485(20%)
オーナー所得 ???

素晴らしい結果となりました。あえて本部が開示している数値よりも厳しく見積もってこの結果です。リユースなので原価率は64%と高いですが、それでも利益率20%を叩き出しています。

877万円の売上に対してこの利益率は驚異的だと言えます。もっと言えば、「オーナーは現場に出ていないことを前提」としているため、完全に事業化できるFCモデルです。

例えば、利益率の高いモデルの場合、基本的には売上分母が小さくなる傾向があります。小規模・少人数でビジネスを行うため、売上は小さいが利益率は高いといったパターンです。本来であれば、それがセオリーなのですが、おたからやフランチャイズは完全に常識を覆しています。

では、なぜこのようなことが起こるのでしょうか。それは、下記2つがポイントになります。

  1. リユースビジネスのため、自然と売上分母は大きくなる
  2. 売上が大きくなっても、人件費は変わらない

リユースビジネスは、まさに「おたから発掘ビジネス」です。たった一つの掘り出し物が、数十万~100万円以上の収益に結び付くこともあるわけです。ビジネス自体にこうした特性があるため、基本的には売上分母は大きくなる傾向にあるのです。

また、どれだけ売上が拡大しても「人件費は変わらない」という強みもあります。「買い取って売るだけ」の作業がメインとなるため、「何かを作って販売する」といった作業は必要ないからです。つまり、仕入れたものを右から左に流し、間でマージンを取るような仲介ビジネスに似ています。

こうした理由から、売上分母に対して人件費が異常に少ない分、販売管理費を15.9%に抑えることが可能になるのです。例えば、一般的なFCモデルの場合、販売管理費は約50%であるため、この数字が如何に凄いことかわかります。

なお、上記プロフィットには「借入元本の返済金」が入っていません。そのため、減価償却値と元本返済額を相殺して、さらに具体的な数値を弾きます。

  • 8,333円/減価償却値-60,000円/借入元本=-51,677円
  • 1,758,485円/経常利益-51,677円=1,706,808円

つまり、オーナーは1,706,808円の中から報酬を得ることになります。控えめに言って、かなり素晴らしい結果になりました。

年間利回り・回収期間を算出する

次は、年間利回りと回収期間について言及します。

  • 年間利回り:1,706,808円×12ヶ月=20,481,696円
    20,481,696円÷6,820,000円/総イニシャルコスト=300%
  • 回収期間:6,820,000円/総イニシャルコスト÷1,706,808円=4ヶ月

上記の通り、年間利回りは300%、回収期間は4ヶ月になることがわかりました。もし、万が一オープン時のイニシャルコストが800万円ほどに膨らんでしまったとしても、半年以内に回収できます。

推定オーナー年収について

では、結局のところオーナー年収はどれほどになるのでしょうか。これまで述べたことを踏まえ、下記に算出してみます。

  • 1,706,808円/単月利益×12ヶ月=20,481,696円/年間利益
    20,481,696円/年間利益×70%=14,337,187円/オーナー年収

オーナー年収は、14,337,187円という驚異的な数値が算出されました。年間利益の70%に設定している理由は、「税金」「内部留保」を見込んでいるためであり、30%は残しておいたほうが無難だからです。それでも、優に1000万円以上の年収が見込めるフランチャイズモデルだということです。

ただ、万が一想定売上に満たなかった場合はどうなるのでしょうか。ビジネスを行うとき、不測の事態に備えておくことも重要になります。少なくとも、最悪の事態を想定し、数字だけでも弾いておくことが大切です。そこで、売上高を600万円に設定して改めて計算してみます。

おたからやフランチャイズ・シルバープラン:P/L
売上高 6,000,000(100%)
原価 3,840,000(64%)
粗利益 2,160,000(36%)
給与手当 250,000(4.1%)
福利厚生 40,000
採用広告費 0 ※広告費に含む
通信費 10,000
販売促進費 0 ※広告費に含む
消耗品費 0 ※雑費に含む
修繕費(積立) 5,000 ※実際には計上されない経費
水道光熱費 20,000
新聞図書費 0
支払手数料 5,000
地代家賃 150,000
賃借料 0
産廃処理費 3,000
保険料(積立) 5,000 ※実際には計上されない経費
租税公課 0
減価償却費 8,333 ※計上されるが実際には減らないお金
雑費 50,000
施設管理費 5,000
ロイヤリティ 100,000
広告協賛金 100,000
広告費 780,000
販売管理費 1,396,333(23.3%)
営業利益 763,667(12.7%)
支払利息 5,041
経常利益 758,626(12.6%)
オーナー所得 ???

上記の通り、想定売上高を600万円まで下げても十分な利益が出ることがわかります。このケースでは、下記数値を把握しておきましょう。

  • 8,333円/減価償却値-60,000円/借入元本返済額=-51,677円
  • 758,626円/経常利益-51,677円=706,949円/元本返済後
  • 706,949円×12ヶ月=8,483,388円
    8,483,388円÷6,820,000円/総イニシャルコスト=124%/年間利回り
  • 6,820,000円/総イニシャルコスト÷706,949円=9.6ヶ月/回収期間
  • 706,949円/単月利益×12ヶ月=8,483,388円/年間利益
    8,483,388円/年間利益×70%=5,938,372円/オーナー年収

このように、売上が600万円ほどしかなかったとしても事業化できるほどです。「オーナーは現場に出ない」という制約を課してこの結果であるため、もし500万円程度しか売れなかったとしても全く問題ないことがわかります。つくづく、恐ろしいポテンシャルを秘めたFCモデルだと感じました。

【向いている人・いない人】

ただ、おたからやフランチャイズは「1~5坪の小さな箱で一人作業」が基本になります。数人の賑やかな環境で仕事はできないため、「頑張っている姿を誰かに示したい」「承認欲求をダイレクトに満たしたい」というような人には不向きです。そうではなく、「ビジネス思考」「利益追求型」の人にはピッタリなFCモデルだと言えます。

フランチャイズ起業するとき、どんなモデルであれリスクは付きものです。大なり小なり先行投資は必要になるため、家族を巻き込んだ挑戦になることは確かだからです。そうした中、他者からの評価で承認欲求を満たしている場合ではありません。本来であれば、FC起業する人すべてが「利益追求型」でなければならないのです。

自己満足を追求すればビジネスは失敗に終わります。利益を追求すればビジネスは成功します。こうした事実を踏まえ、おたからやフランチャイズに挑戦してみてください。

総括:おたからやフランチャイズ【分析結果】

最後に、おたからやフランチャイズのポイントを総括します。

運営会社は株式会社いーふらんで経営基盤は良好

  • 資本金:8000万円
  • 19年の運営実績がある

リユース市場は拡大し続けている

  • 2009年から2020年にかけて約150%もの市場拡大見込み

おたからやフランチャイズには4つの加盟プランが用意されている

  1. シルバープラン
    6,820,000円/イニシャルコスト
  2. シルバープラン タイプS
    2,000,000円/イニシャルコスト
  3. ゴールドプラン
    8,900,000円/イニシャルコスト
  4. プラチナプラン
    12,439,000円/イニシャルコスト

イニシャルコスト(初期投資額)
※シルバープラン

  • 加盟金:2,400,000円
  • 開業セット:620,000円
  • 研修費(2名分):1,000,000円
  • 物件取得費用/1ヵ月:150,000円
  • 敷金/家賃150,000円×10ヵ月=1,500,000円
  • 工事期間/空家賃1ヵ月=150,000円
  • 内外装費:1,000,000円
  • 運転資金:1,000,000円
  • 合計:6,820,000円/イニシャルコスト

収益モデル分析
【シルバープラン:6,000,000円/推定売上高】

  • 原価率(仕入れ値)64%
    ※高いがリユースビジネスなので問題なし
  • 粗利益率:36%
    ※低いが売上分母が大きいため問題なし
  • 利益率:20%
    ※非常に高い
  • 年間利回り:300%
    ※素晴らしい数値
  • 回収期間:4ヶ月
    ※素晴らしい数値

オーナーは現場に出る必要がないため、事業化できる

推定オーナー年収
※オーナーが現場に出れば、さらに年収は増える

  • 売上高:8,777,386円=14,337,187円
  • 売上高:6,000,000円=5,938,372円

向き・不向き

  • 「頑張っている姿を誰かに示したい」「承認欲求をダイレクトに満たしたい」というような人には不向き
  • 「ビジネス思考」「利益追求型」の人にはピッタリ

おたからやフランチャイズは驚異的なビジネスモデル

なお、おたからやフランチャイズ資料は下記から無料請求できます。

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フランチャイズ起業するとき、多くの人は「有名だから」「儲かりそうだから」というような感覚値で行動しようとします。確かに、ネームバリューがあり店舗も増え続けているFCであれば上手くいくこともあります。

しかし、その一方で「広告が上手い」という理由だけで有名になってしまうFCモデルも存在します。つまり、全く儲からないにも関わらず、ブランディングや集客技術が高いことで加盟者が増加する現象が起きているのです。もちろん、加盟者は利益をあげることができず、結果的に苦しい生活を送ることになります。

フランチャイズ本部のキャッチコピーや収益モデルを鵜呑みにしてはいけない、ということです。そして、真実を解き明かすためには、自身で収益モデル分析を行えるようになる必要があります。開業前資金やイニシャルコスト、借入返済計画や損益計算書などを独自に作成できなければならないということです。

もちろん、本部が開示している数値を当て込むだけでは意味がないため、内外装工事における平均坪単価を調べたり、一般的な物件取得費用を理解したりする必要があるわけです。

もっと言えば、ランニングコストとなる「採用教育費」「広告宣伝費」「福利厚生」「通信費」「光熱費」「地代・家賃」「雑費」「租税公課」といった項目に適切な数値を入れることで、ようやく「本当に儲かるのかどうか」がわかるようになるのです。つまり、経験値から生まれる「プロの視点」が求められるということです。

ただ、そうは言っても多くの人は素人であるため、不可能な話です。そこで、私が代行してすべての数値を明らかにし、以下のページで「現実的に儲かる可能性の高いフランチャイズのみ」ランク付けしています。

「真実の数値」を解き明かし、その根拠を理解することでフランチャイズビジネスは成功するのです。

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