【徹底深掘り】おたからやふらんちゃいずの分解レビュー ※追記

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【徹底深掘り】おたからやふらんちゃいずの分解レビュー ※追記

前回の記事:おたからやフランチャイズの全貌【検証】驚異的モデルと利益率の秘密

関連記事:【おたからやの閉店・撤退の真相】感覚値は無意味:事実からひも解く


 

今回は、「おたからやふらんちゃいず」について最新情報を得ることができたため、更に深掘りして解説していきます。あえて、「ふらんちゃいず」と平仮名で記載している理由は、そのように検索している人が一定数存在するからです。可能な限り多くの人の目に触れるべき価値ある情報を記します。

【執筆者:河北大地】経歴:元飲食店経営者・最大4店舗運営・年商2億5000万円以上・従業員数120人以上

この記事で理解できること

  1. 株式会社いーふらんの経営状況
  2. 事業成功率
  3. リユース市場調査・規模
  4. おたからやとメルカリ(フリマアプリ企業)の違い
  5. おたからやの強みは無在庫販売
  6. 目利き不可能な初心者はどうする?
  7. 収益モデル分析※独自プロフィットで算出
  8. 初期投資回収期間
  9. オーナー年収算出
  10. 素人では難しい商圏調査
  11. 加盟店の近況実績(最新)
  12. 総括

おたからやふらんちゃいず【経営状況・市場分析・事業成功率】

おたからやふらんちゃいず【経営状況・市場分析・事業成功率】

まずは、おたからやフランチャイズを展開する「株式会社いーふらん」の経営状況を確認していきます。運営基盤である企業が傾いていれば参入する価値はありません。少なくとも直近利益が伸びているかフラットなのかを知る必要があります。もし、下降しているようであればより詳しく調査したほうが良いでしょう。

おたからやふらんちゃいず【会社案内】

会社名 株式会社いーふらん
事業内容 金地金・貴金属の買取、刀剣・切手・古銭・骨董品・ブランド品等の買取・販売  【古物商許認可】 ●東京都公安委員会許可第301080709206号 ●神奈川県公安委員会許可第451380001308号
代表者 代表取締役 渡辺 喜久男
本社 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町3-33-2横浜鶴屋町ビル7F
ホームページURL http://franchise.otakaraya.net/
設立 2000年3月
資本金 4億8000万円

私が以前、調査したときよりも資本金が4億円も増えていることに驚きました。ただ、資本金が増大する理由は必ずしも良いものばかりではない、と警鐘を鳴らす人もいますが、株式会社いーふらんについては取り越し苦労です。下記のような凄まじい売上推移を実現させつつ「無借金経営」を行っているからです。

これは、おたからやふらんちゃいずビジネスを多数の投資家たちが支持していることを意味します。そうでなければ、年商100億円規模で無借金経営は不可能でしょう。

【売上高】

  • 平成28年度 56億円
  • 平成29年度 64億円 +8億円 前年比 114.3%
  • 平成30年度 88億円 +24億円 前年比 138%
  • 平成31年度 120億円 +32億円 前年比 136% ※今期見込み

上記の通り、無借金経営に加え直近2年間では前年比135%以上をキープしています。

【結論】事業成功率について

あえて、結論とも言える「おたからやふらんちゃいずの事業成功率」から見ていきます。どれだけの確率で加盟者が成功しているかは気になるところであり、最も重要なポイントでもあるからです。この数値的事実を見て「低い」と感じるようであれば、これ以上おたからやFCモデルを分析する意味はありません。

おたからやふらんちゃいず【事業成功率資料】

  • 都心部出店 283店 成功率 84.1%
  • 地方出店 229店 成功率 91・3%

成功率中心値=87.7%

非常に高い数値だと感じます。ただし、おそらく撤退や赤字店舗のみを除外した数値であり、87.7%のオーナーすべてが儲かっているわけではないでしょう。収益が「微益」「トントン」といった店舗も成功率に含まれているということです。

しかし、それを考慮しても優秀な数値です。少なくとも、開店後に赤字経営を強いられたり撤退せざるを得ない状況に陥ったりする店舗は1割強しかないからです。一般的に「優秀」と言われる他のフランチャイズモデルと比較しても、これほどの成功率を実現している事例はほぼありません。

では、なぜこのような数値を現実化することができるのでしょうか。

それは、「市場推移・規模・時代」が大きく関係しています。

リユース市場調査・規模・時代

まずは、下記資料をご覧ください。

リユース市場の拡大推移

上記の通り、リユース市場は平成9年から30年まで右肩上がりで拡大の一途を辿っています。令和元年も前年を上回ることは間違いありません。ちなみに、リユースとは【re(再度)・use(使う)】という意味で、主に中古品と称されて使われる言葉です。

【市場推移比較】

  • 平成16年 1兆7743億円
  • 平成30年 2兆1525億円 +3782億円 121%上昇

【市場推移比較】

  • 平成9年 1兆1274億円
  • 平成30年 2兆1525億円 +1兆251億円 191%上昇

ビジネスを行ったり起業したりする上で最も重要なことは、「どの市場に参入するか」「どんなモデルで勝負するか」の2つです。どれだけ優秀なモデルであっても市場が縮小傾向にあれば参入リスクは高くなり、市場が拡大中でもビジネスモデルがザルであれば利益は上がりません。

このことから、前年を下回ることなく規模が拡大し続けているリユース市場は非常に魅力的だと言えます。

リユース市場拡大の理由

次に、リユース市場がなぜここまで大きくなり続けているのか要因を解説します。

リユース市場の拡大理由

  1. 少子高齢化社会
  2. メルカリ・ブランディアなどの成長

要因として、上記2点が記されていますがその通りだと感じます。

少子高齢化そのものは社会的にメリットはなく、むしろ国家として非常に苦しい状況であることは言うまでもありません。しかし、幸か不幸かおたからやふらんちゃいずのようなリユースビジネスには追い風となっています。価値のある骨董品や貴金属、絵画などは高齢者の方が所持率は高いからです。そのうえ、「遺品整理」という難題を抱える周囲の家族にとっても必要不可欠な業種であると言えます。

また、一昔前は「ネット通販」というような言葉が新鮮でしたが、今では「通販」という言葉そのものが死語になりつつあるほど一般化しています。

例えば、「楽天やamazonで通販する」という言葉ではなく「楽天やamazonで買う」という表現のほうが適切な時代になっています。これは、インターネットで物を購入することが当たり前になり、「通販」という単語をいちいち使わなくなった無意識の消費者心理を表しています。

その結果、自宅でスマホをいじるだけで売買ができる「メルカリ」「ブランディア」といったフリマアプリ企業が急成長を遂げることになりました。個人間での売買が頻繁かつ気軽になったことで、「ものを売る」という行為そのものに耐性を持つ人が増えてきたということです。

もっと言えば、現代は「不況」です。一部の大企業を除く中堅以下の企業は苦しい戦いを強いられ、そのシワ寄せは私たち個人を飲み込んでいます。こうした中、「少しでも収入を増やしたい」と考える人が最も取り組みやすいことは「所持しているものを売却して即時現金化する」という行為なのです。

つまり、「時代」がリユース市場を拡大させている事実がわかります。

おたからやとメルカリ(フリマアプリ企業)との違い

おたからやふらんちゃいずとメルカリとの違い

では、メルカリのようなフリマアプリ企業とおたからやの違いは何なのでしょうか。双方とも中古品売買で利益を上げるリユース企業ですが、決定的に異なる点を下記に記します。

  • メルカリ = インターネット完結型
  • おたからや = 店舗来客型

上記の通りです。前述したように、メルカリはネット上でスマホ操作を行い、購入者が現れ売却が確定した時点で自宅から商品を発送します。相手に商品が届き「評価」を得た時点で課金され、自ら出金申請をして代金が振り込まれる仕組みです。つまり、配送業者以外は一切人に会う必要なく、すべてを自宅かつネット上で完結させることが可能です。

一方で、おたからやふらんちゃいずは店舗来客型です。商品を現金化するためには自らお店まで足を運び、対面して価値を査定してもらった上でお金を受け取る流れです。在宅で現金が振り込まれる仕組みではありません。

このように聞くと単純に「メルカリの方が便利」と感じる人は多いのではないでしょうか。確かにその通りです。しかし、ビジネス視点で用途やニーズを分析することで、ターゲットは下記のように分かれていることがわかります。

  • メルカリ=若い世代が多い・低単価傾向
  • おたからや=一部を除き中年以降の世代が多い・高単価傾向

メルカリは、梱包・発送以外のすべてをインターネット上で完結させる優秀なモデルです。若い世代でメルカリを知らない、或いは利用したことがない人の方が少ないほどです。ただ、どれだけ認知度や利便性に優れていると言っても下記のような弱点も存在します。

  1. 購入者(売却相手)の顔が見えない
  2. 所持してる商品が本物か偽物か確証がない
  3. 商品の適正販売価格がわからない
  4. 年配者にとっては難易度が高すぎる
  5. 即金性

「1」については、不安に感じる人とそうでない人に分かれるところでしょう。もし、諸事情あって「思い入れのある商品」などを売却する場合には、二の足を踏むことになるかもしれません。

「2」は、売却意思のある商品がそもそも本物かどうかわからないケースです。もし、故意ではなくても結果的にコピー商品を売りつけてしまえば大変なことになります。また、「祖父は本物だと言っていた」というような曖昧な言葉を鵜呑みにして売却するわけにもいきません。一昔前に放送していた、民法の「なんでも鑑定団」をイメージしていただければ理解しやすいと思います。100万円だと聞いていた骨董品が1万円程度の価値しかなかった、というシーンは多々見受けられました。

「3」は「2」と似ていますが、「そもそもの適正販売価格がわからない」という問題です。誠実な販売者側の心理は「損はしたくないがぼったくりもしたくない」です。しかし、中古であるが故に素人では適正価格が非常に見えずらい事実があるのです。その結果、「かなり損をしてしまった」「高く売りつけてしまった」というような事態に陥ってしまうこともあります。

「4」は年配者にとって切実です。商品を販売するとき、メルカリでは下記手順が必要になります。中年以下であれば簡単な作業ですが、年配者にとっては荷が重いです。

  1. 写真撮影
  2. 綺麗に見えるよう加工 ※できれば
  3. 商品タイトル・説明文の入力
  4. 値段設定
  5. 購入者とのやり取り
  6. 梱包・発送
  7. 出金申請

上記のように、これらを団塊世代以上の人たちが行うにはハードルが高いと言えます。つまり、高額商品を所持する確率の高い世代は、メルカリのニーズではありません。一方で、若い世代は多いため、売却単価は概ね低単価であることが多いと言えます。

「5」は即金性についてです。メルカリでは売却相手に商品が届き、評価コメントをいただいた時点で売上として課金されます。次に出金申請を行い、数日後にようやく自身の銀行口座に振り込まれる仕組みです。つまり、即金性があるとは言えません。「即時現金化したい」というニーズには答えられない、ということです。

一方で、おたからやのような店舗来客型ビジネスでは1~5までの問題をすべて解決することが可能になります。

おたからや・店舗来客型の強み

  1. 購入者(売却相手)の顔が見える
  2. 所持してる商品が本物か偽物か判断できる
  3. 商品の適正販売価格がわかる
  4. 年配者にとって難易度が低い
  5. 即金性あり

ただし、下記のような弱点もあります。

  • 店舗に足を運び、商品を直接持ち込む必要がある

これを面倒くさい、或いは足が悪くてお店まで行けない、といったケースでは利用が難しくなります。

以上のことを理解すれば、メルカリとおたからやのニーズが全く異なることがわかります。「客の取り合いになることはほとんどない」ということです。

おたからやふらんちゃいずの強み

おたからやふらんちゃいずに加盟しなくても自身で起業してリユースビジネスを行うことは可能です。街のリサイクルショップや商店街の骨董品屋なども同じような業種です。しかし、決定的に異なる点が一つあります。それは、「無在庫営業が可能になる」ということです。

おたからやふらんちゃいずの強み

上記の通り、お客から買い取った商品を即座に本部、または専門業者が買い取り(換金)してくれるため、在庫リスクはゼロで即時現金化することが可能になります。そのため、リサイクルショップのような在庫スペースは必要なく、5~10坪の小規模テナントで業務が行えるということです。

個人的には、非常に効率的かつローリスクなビジネスモデルだと感じました。「買い取ったはいいものの、売れなかったらどうしよう」というような不安を抱える必要はなくなります。

目利き不可能な初心者はどうする?

ただ、そもそも論として目利きのできない買い取り初心者はどうすれば良いのでしょうか。数日~数週間の訓練や経験で一人前になれるとは思えません。しかし、こうした不安も取り越し苦労に終わります。

本部審査員のサポート

商品をいくらで買い取るべきか悩んだとき、WEBカメラで本部に写真(画像)を送ることで本部審査員に査定してもらうことができます。そのうえ、「本部の買取金額」を提示してくれるため、顧客から買い取った瞬間に「いくら儲かったのか」までわかります。

即時現金化可能

素晴らしい仕組みです。

ただ、万が一買い取った商品が結果的に偽物だった場合はどうなるのでしょうか。WEBカメラがどれだけの精度なのか不明ですが、実際に有り得る話だと思います。そんなことで、本部と揉めるのも大変です。

本部の買取責任あり

こちらも取り越し苦労に終わりました。

おたからやふらんちゃいず【収益モデル分析】独自プロフィット

これまでの分析で、おたからやふらんちゃいずの強みや仕組みは理解することができました。一見して「穴のないFCモデル」という印象ですが、実際の収益モデル、つまり「数字」はどうなのでしょうか。

売上はあるが何らかの理由で利益が残らない、という結末では意味はありません。そこで、ここからは収益モデルを元に私独自のプロフィットで分析し、エビデンスを明らかにしていきます。

なお、前回の記事を併せて読むことで、より具体的に損益を理解できます。各プランの詳細やイニシャルコストなどが詳しく記されています。

前回の記事:おたからやフランチャイズの全貌【検証】驚異的モデルと利益率の秘密

加盟プラン・イニシャルコスト

ここからは、おたからやふらんちゃいずの中で最も人気が高いと予想できる「シルバープラン」をベースに解説していきます。実際には「4つの加盟プラン」が存在するため、すべてを把握したい人は前回の記事をご覧ください。

おたからやフランチャイズのシルバープラン

シルバープラン

  • 加盟金:2,400,000円
  • 開業セット:620,000円
  • 研修費(2名分):1,000,000円
  • 合計:4,020,000円(税別)

プラン内容

  1. 研修(2名)
  2. マニュアル一式
  3. 店舗ホームページ
  4. 査定セット
  5. 備品・消耗品
  6. 検品機器

シルバープランでは、402万円の開業前費用がかかります。そして、これには「物件取得費用」「内外装費」「運転資金」などが入っていません。

そこで、収益モデルの例に「家賃15万円」と記載されているため、この数値で物件を取得してみます。

  • 物件取得費用/1ヵ月:150,000円
  • 敷金/家賃150,000円×10ヵ月=1,500,000円
  • 工事期間/空家賃1ヵ月=150,000円

合計:1,800,000円/物件取得費(税抜)

さらに、「内外装費100万円」「運転資金100万円」を加え、すべて合算してみます。

  • シルバープラン:4,020,000円
  • 物件取得費用/1ヵ月:150,000円
  • 敷金/家賃150,000円×10ヵ月=1,500,000円
  • 工事期間/空家賃1ヵ月=150,000円
  • 内外装費:1,000,000円
  • 運転資金:1,000,000円

合計:6,820,000円/イニシャルコスト(税抜き)

上記の通り、シルバープランに加盟するのであれば少なくとも700万円程度のイニシャルコストが必要になるとわかります。

モデル収支・損益を確認

収益モデル分析を行います。

おたからやふらんちゃいずの収益モデル分析

少しややこしいので整理します。

  • 買取換金収入=売上高
  • 買取(仕入れ)=材料費(仕入れ原価)
  • 経費=販売管理費

次に、本部が開示している損益を確認します。

おたからやフランチャイズの損益計算書

かなり数字は見えているものの少々足りないため、私のプロフィットに落とし込み、さらに具体的な数値を暴いていきます。

収益モデル分析【独自プロフィットで算出】

プロフィットに数値を落とし込む前に、「出店条件」「運営条件」「自己資金・返済計画」を明確にしておく必要があります。そうしなければ現実に近い数字が出ないからです。例えば、おたからやフランチャイズ「シルバープラン」の場合は下記のようになります。

【出店条件】シルバープラン

  • 加盟金:2,400,000円
  • 開業セット:620,000円
  • 研修費(2名分):1,000,000円
  • 物件取得費用/1ヵ月:150,000円
  • 敷金/家賃150,000円×10ヵ月=1,500,000円
  • 工事期間/空家賃1ヵ月=150,000円
  • 内外装費:1,000,000円
  • 運転資金:1,000,000円
  • 合計:6,820,000円/イニシャルコスト

【自己資金・返済計画】※600万円を借入した場合

  • 自己資金:1,000,000円
  • 借入金:6,000,000円/金利2%/元金均等/10年返済
    ※とりあえず10年返済の設定ですが、5年でも構いません
  • 初月返済額:60,000円
  • 総返済額:6,604,960円
  • 利息合計:604,960円
  • 利息割合:9.16%
  • 支払金利(変動):5,041円

運営条件 ※本部開示データ参照

  • テナント:5坪
  • 想定売上高/単月:8,777,386円 (本部見込み)
  • 原価:5,381,670円 ※原価はあえて64%の5,617,527円に設定する
  • 人件費:250,000円 (本部見込み)
  • 地代家賃:150,000円 (本部見込み)
  • 広告費:800,000円 (本部見込み)
  • ロイヤリティ:100,000円/定額
  • 広告協賛金:100,000円/定額
  • 光熱費・雑費:70,000円 (本部見込み)
  • 社員:1名
  • 減価償却費は10年で平均値をざっくり算出するため、やり方によって月々の償却値は異なる
    ※オープン月に大きく計上することもあり、経営者の方針次第だと言える
  • オーナーは現場に出ない
    ※オーナーが現場に出なくても利益があがるようなら事業化できる。
    そのため、まずはオーナーを外して考えてみるべき

上記の通り、すべての条件が整いました。ここから、より具体的な損益を算出してみます。

おたからやふらんちゃいず・シルバープラン:P/L
売上高 8,777,386(100%)
原価 5,617,527(64%)
粗利益 3,159,859(36%)
給与手当 250,000(2.8%)
福利厚生 40,000
採用広告費 0 ※広告費に含む
通信費 10,000
販売促進費 0 ※広告費に含む
消耗品費 0 ※雑費に含む
修繕費(積立) 5,000 ※実際には計上されない経費
水道光熱費 20,000
新聞図書費 0
支払手数料 5,000
地代家賃 150,000
賃借料 0
産廃処理費 3,000
保険料(積立) 5,000 ※実際には計上されない経費
租税公課 0
減価償却費 8,333 ※計上されるが実際には減らないお金
雑費 50,000
施設管理費 5,000
ロイヤリティ 100,000
広告協賛金 100,000
広告費 780,000
販売管理費 1,396,333(15.9%)
営業利益 1,763,526(20.1%)
支払利息 5,041
経常利益 1,758,485(20%)
オーナー所得 ???

控えめに言って素晴らしい数字です。粗利益は36%と低いものの、売上分母は大きく販売管理費が少ないので問題ありません。利益率20%以上を見込める優秀なビジネスモデルだと明らかになりました。

なお、通常であれば利益率の高いモデルの場合、基本的には売上分母が小さくなる傾向にあります。小規模・少人数でビジネスを行うため、売上は小さいが利益率は高いといったパターンです。本来であれば、それがセオリーなのですが、おたからやふらんちゃいずは完全に常識を覆しています。

では、なぜこのようなことが起こるのでしょうか。それは、下記2つがポイントになります。

  1. リユースビジネスのため、自然と売上分母は大きくなる
  2. 売上が大きくなっても、人件費は変わらない

リユースビジネスは、まさに「おたから発掘ビジネス」です。たった一つの掘り出し物が、数十万~100万円以上の収益に結び付くこともあるわけです。ビジネス自体にこうした特性があるため、基本的には売上分母は大きくなる傾向にあります。

また、どれだけ売上が拡大しても「人件費は変わらない」という強みもあります。「買い取って売るだけ」の作業がメインとなるため、「何かを作って販売する」といった作業は必要ないからです。つまり、仕入れたものを右から左に流し、間でマージンを取るような仲介ビジネスに似ています。

こうした理由から、売上分母に対して人件費が異常に少ない分、販売管理費を15.9%に抑えることが可能になるのです。

ただ、上記プロフィットには「借入元本の返済金」が入っていません。そのため、減価償却値と元本返済額を相殺して、さらに具体的な数値を弾きます。

  • 8,333円/減価償却値-60,000円/借入元本=-51,677円
  • 1,758,485円/経常利益-51,677円=1,706,808円

つまり、オーナーは1,706,808円の中から報酬を得ることになります。

年間利回り・回収期間を算出する

次は、年間利回りと回収期間について言及します。

  • 年間利回り:1,706,808円×12ヶ月=20,481,696円
    20,481,696円÷6,820,000円/総イニシャルコスト=300%
  • 回収期間:6,820,000円/総イニシャルコスト÷1,706,808円=4ヶ月

上記の通り、年間利回りは300%、回収期間は4ヶ月になることがわかりました。もし、万が一オープン時のイニシャルコストが800万円ほどに膨らんでしまったとしても、半年以内に回収できます。

推定オーナー年収について

では、結局のところオーナー年収はどれほどになるのでしょうか。これまで述べたことを踏まえ、下記に算出してみます。

  • 1,706,808円/単月利益×12ヶ月=20,481,696円/年間利益
    20,481,696円/年間利益×70%=14,337,187円/オーナー年収

オーナー年収は、14,337,187円という驚異的な数値が算出されました。年間利益の70%に設定している理由は、「税金」「内部留保」を見込んでいるためであり、30%は残しておいたほうが無難だからです。それでも、優に1000万円以上の年収が見込めるフランチャイズモデルだということです。

素人では難しい【商圏調査について】

市場推移や規模、ビジネスモデルが素晴らしいと言っても結局のところ「出店立地」が非常に重要になります。モデルと商圏ニーズがマッチしていなければ負け戦になってしまう可能性が高いからです。それを回避するために出店前の「商圏調査」が必要不可欠になるのです。

基本的に店舗来客型ビジネスは直径4キロの円内が商圏となります。この中に、「どれだけの人口がいるか」「昼と夜の滞在人口数の違い」「男女比」「世帯収入」「人口属性」「住宅街・オフィス・工業地帯か」などを具体的に調べる必要があるということです。

ただ、そうは言っても簡単なことではありません。

私自身、「統計的めんサポート」などを使い独自に商圏調査を行ったことがあります。上記項目はすべて精査したのですが、初業態での出店であったため「過去のデータがない」という事態に陥りました。結局のところ、どんな立地を選べば成功率が高いのか明確にわからなかった、というわけです。最終的には、専門業者に調査をアウトソースすることになりました。

つまり、たとえ自身で商圏調査できる環境が整っていたとしても、勝ちパターンを理解しているFC本部に任せた方が安全だということです。これを踏まえて、下記資料を見てみます。

商圏調査・立地診断について

右上のデータ画像を見る限り、おたからや本部の商圏調査は非常に精度が高いとわかります。立地調査に必要な要件はすべて満たしていると言っていいでしょう。

加盟店の近況実績(最新)

ここで、おたからやふらんちゃいず加盟店の近況について調べてみます。万が一、本部だけが儲かっていても意味はありません。なお、資料に記載されている月間損益は全店舗共通で2019年6月の実績となります。

おたからやふらんちゃいず:熊谷店の商圏

おたからやふらんちゃいず:熊谷店の月間損益表


 

おたからやふらんちゃいず:初石店の商圏

おたからやふらんちゃいず:初石店の月間損益表


 

おたからやふらんちゃいず:亀岡店の商圏

おたからやふらんちゃいず:亀岡店の月間損益表


 

おたからやふらんちゃいず:静岡店の商圏

おたからやふらんちゃいず:静岡店の月間損益表


 

おたからやふらんちゃいず:熊本店の商圏

おたからやふらんちゃいず:熊本店の月間損益表

2019年以降にオープンした5店舗分の資料を記しました。この数字はフォワードデータですので数値に間違いはなく事実ということになります。そうなると、亀岡店の9,810,210円という単月利益は目を見張るものがあります。この数字が売上ではなく、営業利益というわけですから驚きです。

これがリユースビジネスの爆発力というわけです。

総括:おたからやふらんちゃいず【深掘り検証した結果】

最後に、おたからやふらんちゃいずを深掘り検証した結果を総括します。

運営会社は株式会社いーふらんで経営基盤は良好

  • 資本金:8000万円→4億8000万円に増資
  • 多くの投資家に指示されている
  • 売上は直近2年間で前年比135%以上 ※平成31年度時点
  • 無借金経営

事業成功確率

  • 都心部出店 283店 成功率 84.1%
  • 地方出店 229店 成功率 91・3%
  • 中心値=87.7%

リユース市場推移

【市場推移比較】平成16年:30年

  • 平成16年 1兆7743億円
  • 平成30年 2兆1525億円 +3782億円 121%上昇

【市場推移比較】平成9年:30年

  • 平成9年 1兆1274億円
  • 平成30年 2兆1525億円 +1兆251億円 191%上昇
  • 市場規模は2兆円超えで推移は右肩上がり

おたからやとメルカリ(フリマアプリ企業含む)の違い

  • メルカリ=若い世代が多い・低単価傾向
  • おたからや=一部を除き中年以降の世代が多い・高単価傾向

おたからやふらんちゃいずの強み

  • 在庫リスクなしの「無在庫営業」
  • 5~10坪ほどのスモールテナントで十分
  • 現金商売(即時現金化可能)
  • 目利き不可能な初心者でもOK
    ※その場で本部審査員に査定代行ができる=買い取った時点で利益額確定
  • 万が一偽物を掴まされても本部が責任買取
    ※本部審査員が査定した場合

イニシャルコスト(初期投資額)
※シルバープラン

  • 加盟金:2,400,000円
  • 開業セット:620,000円
  • 研修費(2名分):1,000,000円
  • 物件取得費用/1ヵ月:150,000円
  • 敷金/家賃150,000円×10ヵ月=1,500,000円
  • 工事期間/空家賃1ヵ月=150,000円
  • 内外装費:1,000,000円
  • 運転資金:1,000,000円
  • 合計:6,820,000円/イニシャルコスト

収益モデル分析
【シルバープラン:6,000,000円/推定売上高】

  • 原価率(仕入れ値)64%
    ※高いがリユースビジネスなので問題なし
  • 粗利益率:36%
    ※低いが売上分母が大きいため問題なし
  • 利益率:20%
    ※非常に高い
  • 年間利回り:300%
    ※素晴らしい数値
  • 回収期間:4ヶ月
    ※素晴らしい数値

推定オーナー年収

  • 売上高:8,777,386円=14,337,187円
  • 売上高:6,000,000円=5,938,372円

出店立地診断【商圏調査】

  • 勝ちパターンを元に本部がすべて代行

加盟店の近況実績(2019年以降オープン/6月実績)

  • 熊谷店/埼玉県熊谷市 3,480,873/営業利益
  • 初石店/千葉県柏市  655,235円/営業利益
  • 亀岡店/京都府亀岡市 9,810,210円/営業利益
  • 静岡店/静岡県静岡市 1,529,752円/営業利益
  • 熊本店/熊本県熊本市 1,805,847円/営業利益

【再認識】おたからやフランチャイズは驚異的なビジネスモデル

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おたからやフランチャイズの全貌【検証】驚異的モデルと利益率の秘密
おたからやフランチャイズの全貌【検証】驚異的モデルと利益率の秘密

今回は、「おたからやフランチャイズ」について、すべての期待値を暴いていきます。「1~3坪で200万円を売り上げる」というキャッチコピーは現実的に可能なのでしょか。もし、本当であればローリスク・ハイリタ ...

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【おたからやの閉店・撤退の真相】感覚値は無意味:事実からひも解く
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フランチャイズ起業するとき、多くの人は「有名だから」「儲かりそうだから」というような感覚値で行動しようとします。確かに、ネームバリューがあり店舗も増え続けているFCであれば上手くいくこともあります。

しかし、その一方で「広告が上手い」という理由だけで有名になってしまうFCモデルも存在します。つまり、全く儲からないにも関わらず、ブランディングや集客技術が高いことで加盟者が増加する現象が起きているのです。もちろん、加盟者は利益をあげることができず、結果的に苦しい生活を送ることになります。

フランチャイズ本部のキャッチコピーや収益モデルを鵜呑みにしてはいけない、ということです。そして、真実を解き明かすためには、自身で収益モデル分析を行えるようになる必要があります。開業前資金やイニシャルコスト、借入返済計画や損益計算書などを独自に作成できなければならないということです。

もちろん、本部が開示している数値を当て込むだけでは意味がないため、内外装工事における平均坪単価を調べたり、一般的な物件取得費用を理解したりする必要があるわけです。

もっと言えば、ランニングコストとなる「採用教育費」「広告宣伝費」「福利厚生」「通信費」「光熱費」「地代・家賃」「雑費」「租税公課」といった項目に適切な数値を入れることで、ようやく「本当に儲かるのかどうか」がわかるようになるのです。つまり、経験値から生まれる「プロの視点」が求められるということです。

ただ、そうは言っても多くの人は素人であるため、不可能な話です。そこで、私が代行してすべての数値を明らかにし、以下のページで「現実的に儲かる可能性の高いフランチャイズのみ」ランク付けしています。

「真実の数値」を解き明かし、その根拠を理解することでフランチャイズビジネスは成功するのです。

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