【おたからやの閉店・撤退の真相】感覚値は無意味:事実からひも解く

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【おたからやの閉店・撤退の真相】感覚値は無意味:事実からひも解く

【関連記事】

>>おたからやフランチャイズの全貌【検証】驚異的モデルと利益率の秘密

>>【徹底深掘り】おたからやふらんちゃいずの分解レビュー ※追記


 

今回は、おたからやフランチャイズの「裏側」について言及します。どんなビジネスであっても、100%成功保証付きのモデルは存在しません。実際のところ、グーグルサジェストを分析すると「おたからや 閉店」「おたからや 撤退」というようなネガティブキーワードが表示されることがあります。これは、上記キーワードで検索している人が一定数存在することを意味します。

つまり、「加盟しようか迷っているが失敗はしたくない」「閉店や撤退、失敗してしまった人はどのくらい存在するのだろうか」というような疑問が生み出す検索ワードです。

  • おたからやは、閉店・撤退が多いフランチャイズなのか?
  • 閉店や撤退に追い込まれる理由は?
  • おたからやの出店事態がリスキーなのか?
  • 実際に閉店・撤退した経験者の意見が聞きたい
  • そもそも、本当に儲かるのか?

上記のような、疑問や悩みも含まれているはずです。そこで、おたからやフランチャイズの裏側を暴きながら「リアルな現状」に深くコミットして解説していきます。念のため補足しておきますが、私は素人ではないため、記事の信頼性は担保されているかと思います。

【執筆者:河北大地】経歴:元飲食店経営者・最大4店舗運営・年商2億5000万円以上・従業員数120人以上

この記事で理解できること

  1. おたからやフランチャイズの閉店・撤退事情
  2. 閉店・撤退に追い込まれる原因を分析
  3. 実際に閉店・撤退したオーナーの意見
  4. おたからやFCのリスク
  5. ネット上の誤報:解釈や視点の違い
  6. そもそも論
  7. 負けを想定して勝負する
  8. 総括

【おたからやの閉店】撤退に追い込まれる原因を分析

【おたからやの閉店】撤退に追い込まれる原因を分析

当たり前ですが、「独立に憧れフランチャイズ加盟したが失敗してしまった」という残念な人たちは少なからず存在します。その理由は、「オーナーの力不足」「市場の衰退」「商圏調査ミス」「モデルそのものが原因」など様々です。結果的に、負債だけが残り苦しい生活を強いられる羽目になってしまう人もいるでしょう。

こうした事態を避けるためには、起業(FC加盟)する前に「どんなリスクがあるのか?」について精査しておくことが大切です。これは、「最悪の事態を想定しておく」という意味でもあり、万が一を想定して逃げ場を作っておくことが最も重要なのです。「これで失敗したら死ぬしかない」というようなギャンブル思考は今すぐ止めましょう。

それと併せて、感情論や感覚値ではなく、事実ベースの論理的思考分析を行うことで、「加盟するべきかどうか」が見えてきます。これができれば、ネット上に転がっている情報に対し、真実か否かある程度判断できるようにもなります。

そこで、おたからやフランチャイズの「良評」「悪評」を共に拾いつつ、「事実」をもとに独自分析していきます。

おたからやフランチャイズの閉店・撤退状況

まずは、おたからやフランチャイズに加盟し、閉店せざるを得なくなってしまった店舗を調査していきます。1件の落としもなく精査することは難しいですが、可能な限り拾ってみます。

上記の通りです。残念ながら、おたからやに加盟したはいいものの、閉店を余儀なくされてしまった店舗情報が並んでいます。これは、ツイッター上で「おたからや 閉店」「おたからや 撤退」「おたからや 潰れた」と私が検索した結果です。つまり、ネットを含めリアルで聞き込みを行えば、さらに撤退店舗数が増えるということになります。

情報収集の末、こうした書き込みを目の当たりにすると不安を抱いてしまう人も多いでしょう。しかし、このような漠然とした情報では正しい精査ができないことを理解しておくべきです。

ここで、本部が開示している下記「出店成功率」を確認してみます。

おたからやの閉店・撤退件数

  • 都心部出店 283店 成功率 84.1%
  • 地方出店 229店 成功率 91・3%

成功率中心値=87.7%

このように、すべては「数字」で明らかにされているため、下記のような計算式が成り立ちます。

【例】600店舗出店

  • 600/店舗 × 87.7%/成功率 = 526店舗/成功
  • 526店舗 = 成功
  • 74店舗 = 閉店・撤退

つまり、不安になって騒ぐほどのことではありません。むしろ、FCビジネスを行う上で成功率85%以上を維持できるモデルは非常に優秀であると言えます。

例えば、飲食店の年間開業率は11.2%で廃業率は24.4%です。つまり、1年で開業する店舗の約2倍以上が廃業していることになります。こうしたリスキーな飲食業界で戦ってきた私から見れば、上記数値がどれほど素晴らしいかがわかります。

参考:「女性の活躍による経済社会の活性化」に関するデータ分析報告書より
http://www.gender.go.jp/kaigi/senmon/kihon/kihon_eikyou/pdf/datarep_01.pdf

実際に閉店・撤退したオーナーの意見(引用)

ただ、前述した通り、実際に撤退を経験してしまった残念なオーナーも存在します。そうした人の「生の声」に目を通しておくことも大切です。ただし、以下は二次情報になります。

買取FCに加盟している仲間が、廃業しました。

同時期に研修を受けたメンバーが悉く、お店をたたみました。

話を聞いてみると、開店して1ヶ月で話しが違うと感じたそうです

説明会で、高収益、高集客、低リスクなど謳っています

事実は・・・

本当だったら閉店しないか・・・

私のお店は、偶々場所が良かったのか、私がいい男だったからなのかは

分かりませんが、一ヶ月平均110人ほどの来客がありましたが

仲間のお店は、100人なんて、とてもとても・・・と言っていました

買取金額も当然、100万を超えることはほぼ無かったそうです

そうは言っても、110人ほどでは年収1000万以上なんて夢のまた夢の世界

110人では、とても儲かっているなんて言えません

サラリーマン時代の給料の方が遥かに良かったです

110人、30日で一日平均3.6人、これみなさんどう思います

私は買取屋が副業で、本業も別に持っていました

買取屋は、儲かればいいかな的な考えだったので、無駄な経費は一切掛けていません

これが良かったかもしれません

実際、買取屋だけで生業を続けるのは大変だと思います

近くの買取屋覗いて見てください、お客さんが居ますか?

買取屋FC、店舗数300なんて謳っていますが、もう何年もそれ以上増えていません

でも、加盟する人は増えているそうです、あれと言う事は辞める人はそれ以上

と言う事かな

冷静に考えれば解るか

FC本部、凄い儲かるな!

加盟金で、お宝ザックザック

閉店した仲間の分析をしてみると

スーパーバイザーから煽られ、お店の内外装にお金を掛け

チラシを湯水の如く入れさせられ、手持ちのお金が無くなる頃合で

止めの基準外(ニセモノ)

この辺りで、心折れ閉店に向かっていく感じですか

商売ですから、儲かるも損するも本人しだい

FCは、加盟者を増やして加盟金で儲ける

スーパーバイザーは如何に加盟者から儲けて、FC会社に貢献出来るか

加盟者は如何にお客さんから儲ける事が出来るか

今回仲間のスーパーバイザーはいい仕事をしたと言えるのではないでしょうか

仲間が随分チラシを入れたと、嘆いていました

因みに私は一枚もチラシを入れていません(笑)

引用元:備忘録 買取屋の秘密

非常に心打たれる記事でした。

私自身、2店舗目の出店の際、不慣れな他業態へ参入してしまったため、お店を1つ畳んだことがあります。つまり、大きな負債だけを残した悲惨な撤退経験です。当時は、ようやく5年ローンが終わった愛車をすぐさま手放す羽目になり、一時的に住居家賃さえ払えなくなる、という地獄を味わうことになりました。こうしたことから、閉店や撤退による悲痛な叫びは体の芯にまで響いてしまいます。

ただ、一方で失敗の裏側には必ず「原因」があります。感情論で語るだけでなく、原因を論理的に明らかにすることが重要です。これを怠ると再起することはできません。

では、おたからや加盟店が撤退に追い込まれる原因とは何なのでしょうか。

閉店・撤退に追い込まれる原因を分析

閉店の原因を追究するとはいえ、考えられる要因は店舗によって様々です。一概に「これだ」と明言することは不可能ですが、下記いずれかに当てはまることは間違いありません。一度、目を通していただき、そのうえで一項目ずつ分析していきます。

  1. 立地条件が悪い
  2. 広告費を捻出できない、または意図的にしない
  3. フリマアプリ企業の進行
  4. 飽和論

1.立地条件が悪い

最も重要な成功要因として、立地条件があります。どれだけ看板や内外装に投資しても、出店立地が悪ければ非常に不利であることは間違いありません。人口密度や人通りの少ない立地で店舗来客型ビジネスを行っても集客できないからです。店舗の存在が口コミで認知されるまでに無駄な歳月を要することになるでしょう。

また、そもそも人口密度が少なければさらに厳しくなります。こうしたことを防ぐためには、出店前の立地調査が重要であるということです。それでは、おたからやフランチャイズの立地診断とはどのようなものなのでしょうか。

おたからやの閉店・撤退の可能性・商圏調査図

【商圏データ分析】

  • 人口
  • 世帯数
  • 65歳以上人口
  • 昼間人口
  • 人口分布図
  • 競合他社情報

上記の通り、かなり詳細な商圏調査を行っています。

おたからやのメインターゲットは高齢者層であるため、65歳以上の人口数まできちんと算出しています。また、どれだけ人口が多くても「昼間の人口滞在数」が少なければ売上は見込めません。これらを含め、競合他社情報を調べることで合理的な出店を可能にしています。

ただ、本部は加盟者の予算や希望立地に柔軟に対応することが求められます。そのため、必ずしもベストなポイントで開業できるとは限らないのです。調査の結果、本当は○○市○○区がベストだが、加盟者は地元での出店を希望している、というようなケースで起こり得る現象のことです。

こうした理由から、加盟者や本部が共に悩んだ末、GOサインを受けてしまい失敗するケースはあるかもしれません。決して、無理な出店をしてはいけないということです。

ちなみに、商圏と売り上げの関係については「全売上の85~95%を締める」という結果が出ています。
※岡 聡『船井流・「数理マーケティング」の極意』同文舘出版より

本当に成功したいのであれば、たとえ地元から離れてしまったとしても、有利な立地データがとれた地域で出店するべきなのです。

2.広告費を捻出できない、または意図的にしない

リユースビジネスを行う上で、広告費の捻出は非常に重要になります。なぜなら、「評判が良い」というような口コミが伝わる業態ではないからです。飲食店であれば、「美味しい」という口コミだけで集客数が増えることは多々あります。

一方で、おたからやのような買い取り専門店では「あの店はいい!」と評判になることは極稀である、と理解しておくべきです。なぜなら、お客は「不要なものを現金化したい」という用途のみで動くため、店舗の場所を認知させることが最も重要になるからです。

ここで、下記2つの疑問を抱く人もいるでしょう。

  1. チラシは商圏内に「一度だけ」撒けばいいのでは?
  2. そもそも、チラシに効果はあるのか?

「1」については、自分に置き換えて考えてみれば理解しやすいです。

例えば、自宅の郵便ポストに入っているチラシをあなたは毎日確認するでしょうか。きちんと見たり、チラッと確認して捨ててしまったりするはずです。基本的には、何度か同じ広告を目にすることで、ようやくチラシの中身を把握するようになります。これは「単純接触効果」と言う広告の基本であり、後の購買行動を促す重要な戦略でもあります。

また、商圏内の在住者は定期的に入れ替わるため、チラシのようなプッシュ型広告は、ある程度のスパンで撒くことが適切です。

「2」の「そもそも、チラシに効果はあるのか?」という点に疑問を持つ人は多いかもしれません。ネットを中心とした、クリック課金型広告が主流である中、チラシのような超アナログ広告に違和感を感じるためです。しかし、それは正しい理解ではありません。適切な広告手段は「メインターゲット」によって異なるからです。

例えば、おたからやのメインターゲットは高齢者層です。ネット耐性の弱い高齢者層にグーグルアドワーズやリスティング広告を出稿しても意味はありません。チラシというアナログ広告だからこそ、高齢者層に強く訴求できるということです。

むしろ、おたからやフランチャイズで成功するためには、「チラシ」という広告手段を外してはいけないのです。これを理解せずに広告費を渋る行為は非常に危険であると言えます。

フリマアプリ企業の進行

では、メルカリやラクマといったフリマアプリ企業との共存は可能なのでしょうか。もし、顧客の奪い合いが避けられないようであれば、利便性に優れたフリマアプリ企業に勝つことは難しいでしょう。その結果、おたからやの売上は年々減少し、次第に企業規模は衰退していくはずです。

ここで、下記データを見てみてください。

おたからやの閉店・撤退分析【企業規模表】

【売上高】

  • 平成28年度 56億円
  • 平成29年度 64億円 +8億円 前年比 114.3%
  • 平成30年度 88億円 +24億円 前年比 138%
  • 平成31年度 120億円 +32億円 前年比 136% ※今期見込み

上記の通り、衰退どころか無借金経営に加え、直近2年間では前年比135%以上をキープしています。これは、おたからやとフリマアプリ企業のメインターゲットが異なることを意味します。

  • フリマアプリ企業(メルカリなど)=若い世代が多い・低単価傾向
  • おたからや=一部を除き中年以降の世代が多い・高単価傾向

フリマアプリは、梱包・発送以外のすべてをインターネット上で完結させる優秀なモデルです。ただ、どれだけ認知度や利便性に優れているとはいえ、高齢者からすれば不便以外の何ものでもありません。

【フリマアプリで必要になる作業】

  1. 写真撮影
  2. 綺麗に見えるよう加工 ※できれば
  3. 商品タイトル・説明文の入力
  4. 値段設定
  5. 購入者とのやり取り(メール)
  6. 梱包・発送
  7. 出金申請

上記は高齢者にとって非常にハードルが高いです。そのため「店舗に直接持って行ったほうが楽だ」と感じているわけです。

若い世代 : 店舗に出向くのは面倒くさい = インターネットのほうが楽

高齢者層 : インターネットは難しい = 店舗に出向いたほうが楽

つまり、フリマアプリ企業との共存は事実上可能であり、撤退要因にはなり得ないということです。

飽和論

ネット上の声を拾ってみると、「おたからやのような買い取り専門店は乱立していて、すでに飽和している」という意見を見かけます。特に、「閉店や撤退」といったネガティブイベントが発生したときに散見されます。しかし、これも2019年11月時点では正しい理解だとは言えません。

  • リユース市場は拡大の一途
  • 直径4キロ圏内が基本商圏
  • 店舗数は約580 ※2019年11月現在
  • フリマアプリ企業との差別化はOK
  • 成功率中心値は87.7%

上記の通りです。

リユース市場は拡大の一途を辿る中、基本商圏が直径4キロのおたからやは現時点で580店舗ほどしかありません。そのうえ、フリマアプリ企業との差別化は万全、かつ加盟者の成功率中心値は事実上87.7%をキープしています。

このことから、飽和による撤退などあり得ないのです。

結局、何が原因か?

結局のところ、私が考えられる撤退要因は主に2つだけです。

  1. 立地条件=ベストポイントでの出店でないケース
  2. 広告費=何らかの理由で捻出しない

※補足(論外)=接客が悪すぎる・内外装が過度に不潔・すべて本部頼り

前述した通り、本部が立地調査した結果、最も望ましいとされる地域に出店できるとは限りません。テナントの問題やオーナーの希望などによって、立地に対する「妥協出店」が起きることがあります。買い取り専門店というモデルの性質上、最も疎かにしてはならない立地選びで妥協し、失敗してしまうケースがあるかもしれません。

もう一つは、やはり広告費です。チラシ広告は「単純接触効果」が重要になるため、数回撒いた程度で大きな効果は見込めません。そのため、先行投資と許容した上で定期的に配布することが大切です。これを理解せずに「広告費の無駄」と即断して止めてしまえば、集客面で致命傷を負ってしまいます。当たり前ですが、お客が来なければ売上はあがりません。

このように、おたからやが閉店・撤退に追い込まれる要因として、2つの可能性を私の見解として明示します。

また、補足要因として「接客が悪すぎる・内外装が過度に不潔・すべて本部頼り」と記載してありますが、これはおたからやフランチャイズに限らず、すべてのビジネスに当てはまることです。ここが疎かになっていれば、どれだけ好立地で出店したとしても成功できないため、論外であると言えます。

おたからやFCのリスク

ビジネスを行う上でリスクは付きものです。ただし、適切なモデル分析を行うことで「リスクの大小」を比較し、可能な限りリスクを抑えることは可能です。裏を返せば、勝ちの目が出やすいビジネスを選別することはできるということです。

例えば、参入リスクを精査するとき、「市場分析」はとても重要になります。「市場は拡大中か・縮小傾向にあるか」を調べる必要があるということです。

そこで、下記データを確認してみます。

おたからやの閉店・撤退理由分析:市場推移表

【市場推移比較】

  • 平成16年 1兆7743億円
  • 平成30年 2兆1525億円 +3782億円 121%上昇

【市場推移比較】

  • 平成9年 1兆1274億円
  • 平成30年 2兆1525億円 +1兆251億円 191%上昇

リユース市場規模推移は綺麗な右肩上がりであり、すでに2兆円を超えています。平成9年から現在までを比較すれば、約2倍にまで迫る勢いです。多くの市場が停滞、または縮小している中、その流れを逆行するかのように拡大しているリユース市場に、リスク懸念は無用です。モデル選定さえ適切であれば、大きな成果をあげられる可能性のほうが高いということです。

それでは、おたからやFCはどうなのでしょうか。

特定のフランチャイズモデルをリスク分析するとき、下記項目を入念に精査するところから始めます。

  1. 市場推移 = 市場は伸びているかどうか
  2. 企業分析 = 売上高は伸びているか
  3. 加盟条件 = 契約内容は適切か
  4. イニシャルコスト = 初期投資額は適切か
  5. 収益モデル分析 = 単月のプロフィットは良好か(想定)
  6. 投資回収期間・回収率 = 投資案件として良好か(想定)

前述した通り、「1」「2」に関しては非の打ちどころがないほど良好です。また、「3」~「6」については次の記事を参考にしてください。独自プロフィットにより、かなり詳細な数字を算出してあるため、机上の空論ではないと言い切れます。私の分析をつぶさに精査することで、「3」~「6」も非常に優秀であることがわかるはずです。

つまり、おたからやフランチャイズは、リスクが皆無ではないものの「非常に成功確率の高いモデルである」ということです。

おたからやの【閉店・撤退】感覚値や感情論は無意味

おたからやの【閉店・撤退】感覚値や感情論は無意味

どれだけ優秀なモデルであっても、何らかのネガティブ要因により、閉店や撤退に追い込まれてしまうケースがあります。これは、おたからやフランチャイズだけでなく、どのようなビジネスであっても同じです。

例えば、飲食店には「レシピ」というものがあります。使用する材料や作業工程、火加減など細部にわたり手順が記されたレシピのことです。理論的には、誰が使用しても同品質のものができあがるはずです。しかし、そうはなりません。

むしろ、作り手によって品質が異なることが常識であり、その理由は次の通りです。

レシピが同じでも・・

  • 材料の大きさが違う
  • 「加減」は人によって異なる

例えば、「じゃがいも一つ」と言っても大きさや重量は個体によって異なります。「弱火」にしたつもりが、他人の感覚によっては中火に当てはまることもあります。つまり、どれだけ緻密なレシピを作っても、完成クオリティーが同じになることはないのです。これが、FCビジネスにも当てはまるということです。

仕組みが同じでも・・

  • 材料が違う = 立地(人口数・年齢種別・世帯収入・男女比)など
  • 加減が異なる = 接客・学び・テナント管理・投資(広告費含む)など

上記の理由から、たとえモデルの仕組みが同じであっても、必ず「失敗する人・成功する人」に分かれます。こうした事実を踏まえ、ビジネスに取り組む必要があるということです。

また、感情論や感覚値で考えるのではなく、数値に基づいた「事実」を意識して調査するようにしてください。そうすれば、ネット上に散見されるネガティブコメントに惑わされなくなります。

ここで、ネット上のネガティブコメントについて精査してみます。

ネット上の誤報:解釈や視点の違い

例えば、あるサイトに下記のようなことが記載されていました。

実店舗商売を経営しますと、集客にチラシを撒かなくては
そうそうお客さんが来てくれることはありません。

そのチラシ費用に毎月77万4000円が計上されてますが
あなたは毎月80万円近い広告費をかけることに疑問は持たないですか?

本部に取られる広告協賛金とは別に広告費に80万円も毎月かけるわけです。

で、チラシについて面白いデータをお伝えすると

チラシの反応率
業態や内容にもよるが、0.01%〜0.03%ぐらい

つまり1万枚のチラシを撒いて、反応してくれる人
お店に来たり、電話くれたりが 100人

で成約率は1%ぐらいですから
1万枚のチラシを撒いて、買取できる件数が1件くらい。

というデータがあります。
これが「いいチラシ」のデータです。

おたからやでは、本部がいいチラシのデータを集積してるでしょうから
このチラシが無駄になる確率は独学でやるより
遥かに高いと思いますので、その点はFCのメリットと言えますが

この買取1件は

もしかしたら、すごく儲かる金やダイヤかもしれないし
全然儲からない、ノーブランドのバッグかもしれません。

全然売れそうにない商品が年中山積みになってる
リサイクルショップを見ればわかりますよね。

ですから開業プランのゴールド510万円(税別)に
チラシ10万枚とありましたが
10万枚×0.01%=1000人

成約率は1%なので初回チラシで
10人から買取できれば合格と言えますが
果たしてたった10人から買取して
いくらの利益が出せるでしょうか?

弊社でもチラシを撒くことはありますが
1万枚撒いても、1件の電話もかかってこない。
そんなのは当たり前にありますよ。

2.経費
おたからやFCの開業資金

1か月目 経費 ¥1,175,380

経費内訳は

家賃 15万

光熱費 2万

人件費 -

チラシ 77万4589

雑費 5万

広告協残金 10万

ロイヤリティ 10万

(税別)

の合計117万5380円とのことで
人件費が組み込まれていないので
仮にあなたが50万円(手取り35万程度)をもらうのなら
月の経費は167万円ほどになりますね。

単純に開業費と仕入れ500万、経費120万が初月に必要なので
開業費が仮に500万とした場合

ざっくり、生活費も考えると

1200万円くらいの大金

が最低でも初月に必要になってきます。

ただ仕入れ(支払いして)売る、
チラシを作成(支払い)から集客、買取、販売、
のキャッシュフローが必要ですから

2か月目は開業資金を除いた700万円1か月目と併せると

1900万円

3か月目には

2600万円

順調に集客出来て、キャッシュフローが回すのに
最低2600万円!

普通 そういう運転資金は半年分ぐらいはある方が好ましいので
安全に行くなら

1200万+(700万×5か月)=4700万円

これくらいは無いと、軌道に乗せるまでに苦労した場合
すぐに倒産することになるかもしれません。

etc・・・・・・・・・・・・・

引用:https://camerasaikou.com/otakaraya-fc

上記はほんの一部であり、おたからやFCに対するネガティブコメントが多数記述されています。内容としては、「事実・憶測・誤認・myビジネスへの誘導」という4つの要素が入り混じっています。

正直なところ、多くの記述に気になった箇所がありましたが、これは当該サイト管理人さんの意見であり、私が否定できるものではありません。

ただ、以下2つの点だけ意見させていただきます。

  1. キャッシュフローがデタラメ
  2. リアルビジネス全般を否定している

そもそも、おたからやは即時現金化ビジネスです。お客から買い取った商品(仕入れ)は、すぐに本部が利益を載せて現金化してくれます。そのため、飲食店並みの現金商売が可能になっているのです。それにも関わらず、「安全に行くなら1200万+(700万×5か月)=4700万円」というお話は確かに安全ですが、かなりの暴論であって参考にはなりません。

素人さんが読めば、「おたからやで成功するためには運転資金を含め、4700万円のイニシャルコストが必要になるのか・・」と大きな勘違いをしてしまうかもしれません。おたからや本部も頭を抱えている記述ではないでしょうか。

また、「リアルビジネス全般に否定的な思考をもった人」という印象を受けました。事実、彼の言っていることはFCだけでなく、店舗型ビジネス全般に当てはまり、最後には自身のネットビジネスへ誘導しています。

もちろん、ひとつのマーケティングスキルであり否定はしません。しかし、結局のところ「リアルビジネスは、高額なイニシャルやランニングコストが必要だから危険!低リスクのネットビジネスやりましょう!教えますよ!」という誘導でしかありません。

つまり、ネット上に散見するネガティブ情報を読んで鵜呑みのするのではなく、「ビジネスとして優位性は高いか・低いか」という視点で論理的、かつ事実ベースで精査することが大切なのです。

そもそもの話・負けを想定して勝負する

ただ、身も蓋もない話ですが、どれだけ優位性が高いビジネスであっても「やってみなければわからない」という言葉に行きつきます。成功保証付きのビジネスは存在しないからです。これを理解した上で、「可能な限り優位性の高いFCモデル」を選択するようにしてください。

そこで、ようやく「成功できるかもしれない」というファクターが手に入るわけです。あくまでも、「かもしれない」です。

負けを想定して勝負する

人生をかけて大勝負をするとき、多くの人は背水の陣で挑もうとします。かつての私もそうでした。しかし、意気込みとしてはOKですが、事実上、背水の陣になってしまうことは非常に危険です。「負けたら終わり」というような起業は、ただのギャンブルになってしまうからです。つまり、最悪の事態を想定し、予め「出口」を用意しておくことが大切になります。

例えば、下記のような準備が必要です。

  • 「7年縛り」というような厳しい契約で出店しない
    ※身軽な状況を担保しておく
    ※キャッシュアウトする前に逃げられる環境作り
  • 撤退後のキャッシュ(生活資金)は別途担保しておく
    ※手を付けないお金
  • 自分だけでなく、近しい人まで自己破産に追い込んでしまうような借入をしない
    ※保証人はOKだが、借入金額に注意
  • 最悪の事態を想定し、再起する方法を考えておく
    ※次の職業をイメージ(収入源)
    ※実家に入れるなど(家賃節約)

上記の通り、負けることが前提ではないが、万が一「敗北したときの準備」を予め整えておくことが重要です。間違っても、「この勝負に負けたら死ぬしかない」というような、馬鹿げた起業はしてはいけません。

これができれば、その後に大きなチャレンジはできないものの、再起することは可能になります。

勝った人・負けた人

このように、起業して勝つ人もいれば負ける人もいます。「負けた人の声」を聴くことは参考になりますが、鵜呑みにしてしまうことは危険です。敗北者は、必然的にネガティブコメントしか残さないからです。もっと言えば、「本部とのやり取り」「実際の仕事ぶり」「結末に至った経緯」などの背景が全く見えないため、真実を読み取ることもできません。

また、一方の「勝者の声」であっても、鵜呑みにしてはいけません。両者共に「参考にする程度」に抑えておく必要があります。なぜなら、あなたの置かれている環境は、勝者とも敗者とも異なるからです。

  • 自身で数字を確認することが重要です。
  • エビデンスを理解することも重要です。
  • 事実のみを精査して「決定」することが最も重要です。

つまり、「おたからや 閉店」「おたからや 撤退」といったキーワードで調査していても、有用な情報は拾えないということです。

総括:おたからや【閉店・撤退について要因分析】

最後に、本記事のポイントを総括します。

おたからやフランチャイズの閉店・撤退率

【例】600店舗出店

  • 600/店舗 × 87.7%/成功率 = 526店舗/成功
  • 526店舗 = 成功
  • 74店舗 = 閉店・撤退
  • 成功率中心値=87.7%

閉店・撤退に追い込まれる原因と可能性

  1. 立地条件=ベストポイントでの出店でないケース
  2. 広告費=何らかの理由で捻出しない
  3. 補足(論外)=接客が悪すぎる・内外装が過度に不潔・すべて本部頼り

チラシ効果について正しく理解すべき

  • 単純接触効果(定期的に配布)
  • ターゲット次第で効果は大きい(高齢者層に響きやすい)

フリマアプリ企業とは共存可能

  • メインターゲットは異なる
  • 若い世代 : 店舗に出向くのは面倒くさい = インターネットのほうが楽
  • 高齢者層 : インターネットは難しい = 店舗に出向いたほうが楽

飽和論は暴論

  • リユース市場は拡大の一途
  • 直径4キロ圏内が基本商圏
  • 店舗数は約580 ※2019年11月現在
  • フリマアプリ企業との差別化はOK
  • 成功率中心値は87.7%

※2019年11月現在ではあり得ない

仕組みが同じでも結末は異なる

 レシピが同じでも・・

  • 材料の大きさが違う
  • 「加減」は人によって異なる

仕組みが同じでも・・

  • 材料が違う = 立地(人口数・年齢種別・世帯収入・男女比)など
  • 加減が異なる = 接客・学び・テナント管理・投資(広告費含む)など

ネガティブ情報との正しい向き合い方

  • 散見するネガティブ情報を読んで鵜呑みのするのではなく、「ビジネスとして優位性は高いか・低いか」という視点で論理的、かつ事実ベースで精査することが大切

負けを想定して勝負する

  • 「7年縛り」というような厳しい契約で出店しない
    ※身軽な状況を担保しておく
    ※キャッシュアウトする前に逃げられる環境作り
  • 撤退後のキャッシュ(生活資金)は別途担保しておく
    ※手を付けないお金
  • 自分だけでなく、近しい人まで自己破産に追い込んでしまうような借入をしない
    ※保証人はOKだが、借入金額に注意
  • 最悪の事態を想定し、再起する方法を考えておく
    ※次の職業をイメージ(収入源)
    ※実家に入れるなど(家賃節約)
  • 再起可能な環境を整えておくことが重要【スタート前】

勝者の声・敗者の声【共に参考程度】

自身の環境は、勝者とも敗者とも異なる

  • 自身で数字を確認することが重要です。
  • エビデンスを理解することも重要です。
  • 事実のみを精査して「決定」することが最も重要です。

おたからやフランチャイズは「成功率の高い」ビジネスモデル

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おたからやフランチャイズの全貌【検証】驚異的モデルと利益率の秘密
おたからやフランチャイズの全貌【検証】驚異的モデルと利益率の秘密

今回は、「おたからやフランチャイズ」について、すべての期待値を暴いていきます。「1~3坪で200万円を売り上げる」というキャッチコピーは現実的に可能なのでしょか。もし、本当であればローリスク・ハイリタ ...

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【徹底深掘り】おたからやふらんちゃいずの分解レビュー ※追記
【徹底深掘り】おたからやふらんちゃいずの分解レビュー ※追記

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フランチャイズ起業するとき、多くの人は「有名だから」「儲かりそうだから」というような感覚値で行動しようとします。確かに、ネームバリューがあり店舗も増え続けているFCであれば上手くいくこともあります。

しかし、その一方で「広告が上手い」という理由だけで有名になってしまうFCモデルも存在します。つまり、全く儲からないにも関わらず、ブランディングや集客技術が高いことで加盟者が増加する現象が起きているのです。もちろん、加盟者は利益をあげることができず、結果的に苦しい生活を送ることになります。

フランチャイズ本部のキャッチコピーや収益モデルを鵜呑みにしてはいけない、ということです。そして、真実を解き明かすためには、自身で収益モデル分析を行えるようになる必要があります。開業前資金やイニシャルコスト、借入返済計画や損益計算書などを独自に作成できなければならないということです。

もちろん、本部が開示している数値を当て込むだけでは意味がないため、内外装工事における平均坪単価を調べたり、一般的な物件取得費用を理解したりする必要があるわけです。

もっと言えば、ランニングコストとなる「採用教育費」「広告宣伝費」「福利厚生」「通信費」「光熱費」「地代・家賃」「雑費」「租税公課」といった項目に適切な数値を入れることで、ようやく「本当に儲かるのかどうか」がわかるようになるのです。つまり、経験値から生まれる「プロの視点」が求められるということです。

ただ、そうは言っても多くの人は素人であるため、不可能な話です。そこで、私が代行してすべての数値を明らかにし、以下のページで「現実的に儲かる可能性の高いフランチャイズのみ」ランク付けしています。

「真実の数値」を解き明かし、その根拠を理解することでフランチャイズビジネスは成功するのです。

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