らあめん花月嵐フランチャイズです。
「ラーメンFC=ラーメン花月」と認識されるほど人気の高いFCです。私の地元にも数店舗展開しており、昼時になれば多くのお客でにぎわっています。「旨い・不味い」は別として、確かな需要があり上手くニーズに応えているような印象です。
はたから見れば「それなりに儲かっているのでは?」と思いがちですが、実際のところ本当に利益はあがっているのでしょうか。そこで、らあめん月嵐FCの「すべて」を明らかにしてみました。
記事の内容
- らあめん花月嵐フランチャイズの全貌
- 店舗数・経営母体・仕組み
- 既存店引継ぎプランのメリット・デメリット
- 正確な開店前費用【開業資金】
- イニシャルコスト【初期投資額】
- 収益モデル分析
- 利益率算出
- オーナー年収・本部収益
- 回収期間・年間利回り
- 結論、らあめん花月嵐FCの実態
執筆:フランチャイズLABO
執筆者経歴:元飲食店経営者・最大4店舗運営・年商2億5000万円以上・従業員数120人以上
らあめん花月嵐フランチャイズ【店舗数・経営母体】
まずは、らあめん花月嵐の店舗数や経営母体から確認していきます。
ラーメン花月嵐の店舗数
ラーメン花月の店舗数は、213店舗(2020年時点)であり、「ちゃぶ屋とんこつらぁ麺CHABUTON」を含めればそれ以上の数になります。この規模になると誰もが一度は利用したことがある、或いは知っているブランドではないでしょうか。
ラーメン業界では非常に有名なFCモデルだと言えます。
ラーメン花月の親会社・経営母体
まずは、ラーメン花月の経営母体から確認していきましょう。
社名 | グロービート・ジャパン株式会社 |
住所 | 東京都杉並区上荻1丁目14番5号 |
設立 | 1994年6月8日 |
代表者 | 代表取締役社長 北条 晋一 |
売上高 | 6,454百万円(2019年9月期) |
資本金 | 10,000,000円 |
事業内容 | 飲食チェーン(ラーメン店)経営及びフランチャイズ事業 |
[運営ブランド] | |
らあめん花月嵐 | |
ちゃぶ屋とんこつらぁ麺CHABUTON | |
従業員 | 正社員 182名 アルバイト 901名(2019年9月期) |
URL | http://www.kagetsu.co.jp/ |
資本金は10,000,000円ほどであるものの、年商は64,540,000,000円と大きな数字を計上しています。
ラーメン花月嵐フランチャイズの【仕組み・既存店引継ぎプラン】
次は、ラーメン花月嵐の仕組みについて分析していきます。
また、非常に興味深いのはラーメン花月嵐独自の「既存店引継ぎプラン」です。これが可能なら出店コストを極限まで抑えることが可能になるためです。
順番に解説していきます。
らあめん花月嵐フランチャイズの仕組み
本部のキャッチを参考に、らあめん花月嵐の仕組みを見ていきます。
長く愛される秘密
季節を問わず、老若男女に愛されるラーメン。「らあめん花月嵐」では、ロングセラーの看板メニューに加え、ほぼ毎月新メニューを発売しています。
飽きない美味しさを提供することができるので、男性客のみでなく、女性客、家族連れにも長く愛される店舗に。
また、調理スキルの習得や、従業員の教育も本部がサポートしてくれるので、未経験から安心して独立できます。
既存店引継ぎ開業プランや、優良立地紹介も
「未経験でもお店を運営することができるのか」「売り上げを確保できるのだろうか」そんな不安に応えるのが、テレビ東京系列『ワールドビジネスサテライト』でも紹介され注目を集めたらあめん花月嵐の「既存店引継ぎ開業プラン」です。
店舗によっては格安な資金で開業できるケースもあり、中には500万円程度の自己資金から多店舗展開を果たしたオーナー様も!このプランでの開業の実績は、開始後から100件を越えています。
【既存店引継ぎ開業プランが人気のワケ】
●売上・利益を事前に確認できる
●開業前に実際の店舗を確認することができる
●アルバイトスタッフをそのまま引き継げる(※)
売上や利益、実際の店舗の雰囲気を確認することで成功のイメージがつきやすく、また、店舗によってはスタッフも引き継げる場合もあり、開業当初から高い質の運営が可能です。また、飲食店にとって大切な顧客の開拓ができているのも大きなメリットといえます。
(※…店舗により引き継げない場合もございます。)
本部から見る市場分析
国民食・ラーメン
今や国民食とも言われるラーメン。老若男女に喜んでほしい。そんな思いの「らあめん花月嵐」は、ほぼ毎月新メニューを発売したり、ラーメン以外のサイドメニューなども充実しています。
また、カウンターだけでなく、店舗スペースによってはボックス席をつくったりとどんな年齢層の方とでも美味しくラーメンを食べていただける工夫があります。
不況に強く、全店舗黒字経営・安定収益を上げている多店舗オーナー様もおり、ラーメン激戦区といわれる首都圏でももちろん、地方での出店・独立も実現できます。
フランチャイズ店舗数、業界No.1
嗜好の多様化が広まり、爆発的に店舗数、種類が増えたラーメン業界。そんな業界の中で、240店舗展開し、業界No.1の店舗数を誇るグロービート・ジャパン株式会社の『らあめん花月嵐』。
らあめん花月嵐の特徴は、メニューの多様性。「この店は味噌。あの店は豚骨」と言われるように「一店に一味」が常識とされる中、らあめん花月嵐では毎月のように新しい味の期間限定ラーメンを開発し、お客様を飽きさせない工夫を行っています。
オープン後は、SVと経営コンサルタントが2重で、運営面、経営面をサポートしてくれるため、未経験でもプロとして問題なく開業可能です。
店舗も、ロードサイド、フードコート、駅前など様々な環境で運営できるため、オーナー様の希望に合わせることができます。
引用:フランチャイズの窓口
【注目】既存店引継ぎ開業プラン
ラーメン花月FCには、「既存店引継ぎ開業プラン」があり、次のようなメリットを傍受できます。
- 売上・利益を事前に確認できる
- 開業前に実際の店舗を確認することができる
- アルバイトスタッフをそのまま引き継げる
これは大きなアドバンテージです。簡単に言えば、居抜き物件で出店するよりも更にコストは安くなるということです。このプランを利用してイニシャルコストを抑えることができれば、回収期間も短くなるかもしれません。
ただし、「なぜこの店舗は空き物件になったのか」について確認することは重要です。「全く売上が立たず撤退せざるを得なかった」という理由かもしれないためです。このとき、明らかに前オーナーの力不足が原因であれば問題ありません。
そうではなく、「立地」に敗因がある場合は引き継がないほうが無難です。「悪立地」については、どれだけオーナーが努力しても改善できないリスキーな問題だからです。これにハマるとイニシャルコストは安いものの、売上が立たず経営難に陥るかもしれません。
もし、既存店引継ぎ開業プランを利用するなら「前オーナーの撤退理由」を明確に聞きつつ、判断するようにしてください。
開業前・開業後のサポート体制
次に、開業前・開業後のサポート体制を記載します。
開業前・開業後のサポート体制
飲食業や事業経営の経験がない方もご安心ください
<開業前>
・専門講師による約35日間の研修
商品知識、調理・接客、売上・人事管理など店舗運営に必要なスキルをイチから学びます
・筆記試験・実地試験の実施
オープン時の爆発的な売上に対応できる実力が身に付きます
その他、出店準備・資金面の相談、業者との交渉などもサポート
<開業後>
・SV二人体制で万全のサポート
サービス面や売上を担当する「テクニカルアドバイザー」と経営管理面を担当する「スーパーバイザー」が原則月1回は訪問し、金銭管理、人材管理、食材管理、資金繰り、品質維持など店舗運営における様々なご相談に応じています。
引用:フランチャイズの窓口
実地試験以外にも、「筆記試験」があるようです。ただ、あくまでも繁盛店を作るための試験であり「落ちたら出店できない」といったテストではありません。
ラーメン花月嵐【開業資金・イニシャルコスト】
次は、「開業資金」「イニシャルコスト」について調べます。本部データに頼るだけでなく、可能な限り詳細な数値を算出していきます。
らあめん花月嵐フランチャイズの【開業資金】
本部が開示している開業資金の内訳を見てみます。
契約タイプ:フランチャイズ
- 既存店引継ぎ開業プラン
- 新規店舗開業プラン
契約期間:5年間
開業資金:3,180,000円(税抜)
- 加盟金:1,100,000円
- 保証金:1,000,000円
- 研修費:330,000円
- 広告費:550,000円
- 加盟審査料:200,000円
※店舗取得費、内外装費は別途かかります
※すべて税抜
ロイヤリティ:月売上の5%(飲料代を除く)
※実質4.7%ほど
勤務地:全国(北海道、沖縄除く)
※特に首都圏・静岡は引継ぎ候補地多数
引継ぎ店舗の詳細は資料請求時か説明会にて
社員to独立制度
- 正社員の店長を経験後、FCでの独立も有
- 対象となる方:未経験者歓迎
- 給与:月給23万円以上(最大月21万円の昇給有)
- 勤務時間:実8h
- 休日休暇:月6日
- 待遇福利厚生:社保完、賞2、交全給、各種手当
- 勤務地:全国の直営店
以下にまとめます。
開業資金
- 加盟金:1,100,000円
- 保証金:1,000,000円
- 研修費:330,000円
- 広告費:550,000円
- 加盟審査料:200,000円
- 合計:3,180,000円/開業資金
※店舗取得費、内外装費は別途かかります
※すべて税抜
開業資金は3,000,000円になるとわかりました。ただ、実際には「物件取得費/家賃1ヵ月」「敷金6ヶ月分」「工事期間空家賃/1ヵ月」が必要になります。
- 物件取得費/家賃1ヵ月:360,000円
※本部想定家賃・ロードサイド物件30~40坪ほどのテナント - 敷金6ヶ月:2,160,000円
- 工事期間空家賃/1ヵ月:360,000円
- 合計:2,880,000円
上記を合算し、正確な開業資金を計算してみます。
開業資金
- 加盟金:1,100,000円
- 保証金:1,000,000円
- 研修費:330,000円
- 広告費:550,000円
- 加盟審査料:200,000円
- 物件取得費/家賃1ヵ月:360,000円
- 敷金6ヶ月:2,160,000円
- 工事期間空家賃/1ヵ月:360,000円
- 合計:6,060,000円/開業資金
このように、ラーメン花月フランチャイズの開業資金は6,060,000円であることがわかりました。この時点では、それほど高い印象は受けません。次は、「イニシャルコスト」を調べていきます。
イニシャルコスト(初期投資額)を算出
イニシャルコストを算出するため、「内外装・厨房設備費」を下記のように想定します。
- 550,000円(坪単価)/想定建坪20坪=11,000,000円/内外装・厨房設備費
さらに、「運転資金」「開業前準備金(備品や雑費のこと)」も必要です。
- 運転資金:1,000,000円
- 開業前準備金(備品・雑費):1,200,000円
- 合計:2,200,000円
その上で、開業資金を含めすべてを合算してみます。
ラーメン花月嵐:イニシャルコスト
- 加盟金:1,100,000円
- 保証金:1,000,000円
- 研修費:330,000円
- 広告費:550,000円
- 加盟審査料:200,000円
- 物件取得費/家賃1ヵ月:360,000円
- 敷金6ヶ月:2,160,000円
- 工事期間空家賃/1ヵ月:360,000円
- 内外装・厨房設備費:11,000,000円
- 運転資金:1,000,000円
- 開業前準備金(備品・雑費):1,200,000円
- 合計:19,260,000円/イニシャルコスト/税抜
- 合計:21,186,000円/イニシャルコスト/税込
このように、イニシャルコストは21,186,000円(税込)という結果になりました。飲食店FCモデルにしては、かなり低コストではあります。35,000,000~45,000,000円ほど必要になるケースが多いためです。
また、坪単価やテナント規模が小さくなることで、金額は大幅に下がる可能性もあります。この辺りは、実際に資料を調査しつつ、必要であれば本部に問い合わせてみるとわかります。ここは面倒くさがらずにやったほうが良いでしょう。
>>【フランチャイズの窓口】ラーメン花月嵐の資料請求をしてみる
※フランチャイズの窓口に移動し、「ラーメン花月」と検索すれば見つかります
ラーメン花月嵐フランチャイズは儲かるか【収益モデル分析】
イニシャルコストが明らかになったところで、次は収益モデルを分析していきます。
収益モデル分析
※下記は本部開示データ
売上高 | 4,500,000円/月 |
(約12坪~、営業時間:11時~24時) | |
その他経費 | 原価:1,600,000円 |
人件費:810,000円 | |
賃料:360,000円 | |
光熱費:360,000円 | |
その他:約280,000円 | |
本部へのロイヤリティ | 約211,500円 |
上記の通りです。ここで、本部データを参考にしつつ、出店条件を決めてプロフィットを作成していきます。
出店条件
イニシャルコスト
- 加盟金:1,100,000円
- 保証金:1,000,000円
- 研修費:330,000円
- 広告費:550,000円
- 加盟審査料:200,000円
- 物件取得費/家賃1ヵ月:360,000円
- 敷金6ヶ月:2,160,000円
- 工事期間空家賃/1ヵ月:360,000円
- 内外装・厨房設備費:11,000,000円
- 運転資金:1,000,000円
- 開業前準備金(備品・雑費):1,200,000円
- 合計:21,186,000円/イニシャルコスト/税込
借入・返済計画
- 自己資金:1,186,000円
- 借入金:20,000,000円/金利2%/元金均等/10年返済
- 初月返済額:199,999円
- 総返済額:22,016,615円
- 利息合計:2,016,615円
- 利息割合:9.16%
- 支払金利(変動):16,805円
【運営条件】※本部データ参照(一部想定)
- ビルイン:20坪
- 想定売上高/単月:4,500,000円
- 原価:1,597,500円
- 地代家賃:360,000円
- ロイヤリティ:4.7% ※ドリンク代考慮5%→4.7%
- 正社員:1人 ※給与280,000円
- 減価償却費は10年で平均値をざっくり算出
※経営者の方針によって月々の数字は大きく変わる - オーナーも現場に出る
ラーメン花月嵐【プロフィット】
ラーメン花月嵐フランチャイズ:4,500,000円/想定売上高 | |||
科目 | 数値 | % | 備考 |
売上高 | 4,500,000 | 100.0 | |
原価 | 1,600,000 | 35.6 | |
粗利益 | 2,900,000 | 64.4 | |
給与手当 | 810,000 | 18.0 | ※正社員1名込み |
福利厚生 | 44800 | 1.0 | |
採用広告費 | 50,000 | 1.1 | |
通信費 | 12,000 | 0.3 | |
販売促進費 | 25,000 | 0.6 | |
消耗品費 | 40,000 | 0.9 | |
修繕費(積立) | 10,000 | 0.2 | ※実際には計上されない経費 |
水道光熱費 | 360,000 | 8.0 | |
新聞図書費 | 10,000 | 0.2 | |
支払手数料 | 3,000 | 0.07 | |
地代家賃 | 360,000 | 8.0 | |
賃借料 | 0 | 0.0 | |
産廃処理費 | 12,000 | 0.3 | |
保険料(積立) | 10,000 | 0.2 | ※実際には計上されない経費 |
租税公課 | 0 | 0.0 | |
減価償却費 | 91,667 | 2.0 | ※計上されるが実際には減らないお金 |
雑費 | 30,000 | 0.7 | |
施設管理費 | 10,000 | 0.2 | |
ロイヤリティ4.7% | 211,500 | 4.7 | |
販売管理費 | 2,089,967 | 46.4 | |
営業利益 | 810,033 | 18.0 | |
支払利息 | 16,805 | 0.4 | |
経常利益 | 793,228 | 17.6 | |
借入元本返済額/月 | 199,999 | ||
減価償却費 | 91,667 | ||
減価償却値・借入元本相殺 | 108,332 | ||
預金可能額(本部収益) | 684,896 | ||
オーナー所得可能額 | 479,427 | ※預金可能額×70% |
経常利益793,228円(17.6%)、本部収益684,896円、オーナー所得可能額は479,427円という結果になりました。売上分母は4,500,000円とそれほど大きくないものの、飲食店モデルにしては利益率が高いため中々良い数字が残ります。
また、上記は正社員1名を雇用した計算です。もし、従業員すべてを「パート・アルバイト」で配置する場合は44800円の福利厚生費がなくなるため、その分の収益を増やすことも可能です。
ただ、個人的に少し不満なのは原価率が35.6%と高いことです。
ラーメン屋の粗利・利益率
一般的に、ラーメン屋は原価率を30%以内に抑えることができます。つまり、粗利益率は70%です。ここから販売管理費が引かれ、最終的な利益が残ります。
- 売上高/100%ー原価率/30%=粗利益率/70%
- 粗利益率/70%ー販売管理費/○○%=営業利益/○○%
ラーメン花月嵐のケースでは下記のようになります。
ラーメン花月嵐:粗利率・利益率
- 売上高/100%ー原価率/35.6%=粗利益率/64.4%
- 粗利益率/64.4%ー販売管理費/46.4%=営業利益/18%
上記の通りです。もし、原価率を30%ほどに抑えることができれば「5.6%利益は増える」ということです。フランチャイズビジネスなので仕方がないものの、もう少し原価率が下がれば嬉しいところです。
いずれにしても「人件費+原料費」のFLコストは55%を切っているので適正範囲ではあります。
ラーメン花月嵐フランチャイズ【オーナー年収・回収期間・利回り】
最後に、「オーナー年収」「本部収益/年間」「回収期間」「年間利回り」を明らかにします。
オーナー年収・本部収益/年間
ラーメン花月嵐フランチャイズの推定オーナー年収・本部収益は次の通りです。
推定オーナー年収
- 479,427円/オーナ所得可能額×12ヵ月=5,753,124円/推定オーナー年収
なお、年間本部収益については下記のようになりました。
本部収益/年間
- 684,896円/単月本部収益×12ヵ月=8,218,752円/年間本部収益
推定オーナー年収は5,753,124円、年間本部収益は8,218,752円になるとわかりました。飲食店FCとしては優秀な部類に入る収益です。初期投資額に対し、「回収期間」「利回り」で考えると中々良い数字のためです。
回収期間・利回り
ラーメン花月嵐FCの「回収期間」「利回り」は下記の通りです。ここでは「本部収益」で考えるのが適切です。
回収期間/本部収益で算出
- 21,186,000円/イニシャルコスト÷8,218,752円/年間本部収益=2年6ヶ月/回収期間
年間利回り/本部収益で算出
- 8,218,752円/年間本部収益÷21,186,000円/イニシャルコスト×100=38.8%/年間利回り
上記の通り、かなり良い数値が出ています。3年以内に回収できる飲食店モデルはそれほど多くなく、一般的には「5年以内が適正」と言われています。そう考えれば、ラーメン花月嵐FCは利益効率の良いモデルだとわかります。
総括:ラーメン花月嵐フランチャイズの実態
「旨い」「不味い」は別として、ラーメン花月嵐FCは優秀なモデルです。もし、売上高5,000,000円以上を達成することができれば、さらに利益率は高まるでしょう。売上高を上げることは決して楽ではないものの、挑戦する価値は十分にあると言えます。
記事のポイントをまとめます。
ラーメン花月嵐フランチャイズ
※運営元は安定企業
- 経営母体:グロービート・ジャパン株式会社
- 資本金:10,000,000円
- 売上高:64,540,000,000円(2019年9月期)
既存店引継ぎ開業プラン
- 売上・利益を事前に確認できる
- 開業前に実際の店舗を確認することができる
- アルバイトスタッフをそのまま引き継げる
注意点
- 前オーナーの撤退理由が「立地」の場合は避けるべき
イニシャルコスト=21,186,000円(税込)
単月想定利益
- 経常利益:793,228円
- 本部収益:684,896円
- オーナー所得可能額:479,427円
年間想定利益
- 推定オーナー年収:5,753,124円
- 年間本部収益:8,218,752円
回収期間・利回り
- 回収期間:2年6ヶ月
- 利回り:38.8%
結論、ラーメン花月嵐は利益効率の良いFCモデル
▽▽自身の目で数字を確かめることが重要です
※フランチャイズの窓口で「花月」と検索してください