タピチティースタンドフランチャイズ:加盟・資料請求前の必須タスク

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今回は、「タピチティースタンドフランチャイズ」について、すべての期待値を暴いていきましょう。

一世を風靡したタピオカブームが去り、これからはチーズティーの時代だと言われています。実際に飲んだことがないので味については語れませんが、FCモデルの実態はどうなのでしょうか。

ドリンク系FCは小スペース・低コスト・高粗利が一般的であり、当たれば非常に大きな利を得ることが可能です。ただ、「ブーム」が良くも悪くもかなり影響するため、流行りに飛び込むだけの参入は危険です。

「ささっと稼いで撤退する」というような手法を使う人もいますが、基本的にはお勧めしません。ビジネスモデルとしての基盤が強固であり、継続的に稼げる見込みがあるに越したことはないからです。

そこで、フランチャイズLABOは以下の項目に沿って、タピチティースタンドフランチャイズのポテンシャルを丸裸にしていきます。

執筆:フランチャイズLABO
執筆者経歴:元飲食店経営者・最大4店舗運営・年商2億5000万円以上・従業員数120人以上

この記事で理解できること

  1. タピチティースタンドフランチャイズの仕組み
  2. 応募から開業までの流れ
  3. 正確な開店前費用(開業資金)
  4. イニシャルコスト(初期投資額)
  5. 収益モデル分析
  6. 独自プロフィットで利益率を算出
  7. 償却前ではなく、償却後利益
  8. 年間利回り・回収期間
  9. 推定オーナー年収・本部収益
  10. 向いている人・いない人
  11. 総括

タピチティースタンドフランチャイズ:FC加盟前の必須タスク

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まずは、タピチティースタンドフランチャイズを展開する「株式会社ドロキア・オラシイタ」について知ることが大切です。少なくとも、「どんな会社が運営元なのか」を理解しておく必要はあります。

運営元:株式会社ドロキア・オラシイタ

会社名 株式会社ドロキア・オラシイタ
設立日 平成16年6月
資本金 1,000万円
代表取締役 嵜本将光
専務取締役 大木原正祥
従業員 762名(2020年3月1日現在)
主な事業内容 洋菓子の企画及び製造、販売
カフェの飲食店経営
店舗、商業施設の企画、開発、管理及び運営に関するコンサルティング
商品開発、店舗開発、ブランディング及びマーケティング戦略に関するコンサルティング
商業デザイン、建築デザイン、インテリアデザインの企画、立案及び制作に関するコンサルティング
イベントの企画、立案
取引銀行 三菱UFJ銀行、みずほ銀行、池田泉州銀行、関西アーバン銀行、商工組合中央金庫
本  社 〒550-0002 大阪市西区江戸堀1-16-22
TEL : 06-6479-3000
FAX : 06-6479-3500

株式会社ドロキア・オラシイタHP引用

資本金は1000万円と割と小規模ですが、すでに15年以上の運営実績があり、従業員を750人以上抱えています。これだけでも、多くの事業を手掛けていることが伺えます。

官報決算データベースを見てみると、コロナ禍により直近の成績はイマイチなものの、2019年5月時点での総資産は19億4225万2000円をマークしています。

タピチティースタンドフランチャイズ詳細:概要

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まずは、タピチティースタンドフランチャイズ本部のキャッチを確認し、どんなFCビジネスなのか把握していきます。

FCキャッチコピーを確認する

圧倒的な収益性で投資回収6ヶ月可!全国13店で月商700万円超え!

次世代ブームとして注目のチーズティーをいち早く提供しています。季節のトレンドを取り入れた限定メニューを始め、年中お客様を飽きさせない多彩な商品開発力が強みです。

タピオカブームは去ったとのとの声も有りますが、第三次ブームによりタピオカは日本に完全に定着しました。

「タピオカ」目的ではなく、「TAPiCi」の商品に惹かれたお客様が以前と変わらず行列を作っており、“スイーツドリンク店”としての人気を確かなものにしています。

スイーツブランドのノウハウを活かした圧倒的商品開発力で、流行を取り入れながらも「常に進化する」メニューを提供。

5坪の省スペースで開業可能なため「低コスト」×「高収益」。バイト募集2週間で「200名の応募」が殺到!採用に強いブランドコンセプトです。

地方出店で「投資回収最短6ヶ月」を実現(2020年1月実績)。本部の不動産ネットワークで「好立地の物件取得サポート」体制あり。

「しっとりもちもちの生タピオカと、こだわりのチーズミルクフォームを合わせた贅沢な味わい」

季節ごとの多彩なメニュー展開により、通年の集客が可能です。 心を芯から潤す本物の“おいしさ”を追及し続けます。

「写真を撮りたくなるアート空間」

サバンナラグジュアリーをイメージしたSNS映えするPOPや壁面アート。商品を提供する空間にも「また来たい」と思っていただく為の仕掛けを沢山組み込みます。

「他ブランドからのノウハウを活かした商品開発力と集客力」

「焼きたてチーズタルト専門店PABLO」をはじめ、多数のスイーツブランドで培ってきたノウハウを活かした商品・販促物・店舗空間デザイン力、行列ができる集客力があります

引用:フランチャイズ比較ネット

興味を惹くコピーのポイントは次の5つです。

ココがポイント

  1. 投資回収6か月可
  2. 全国13店舗で月商700万円
  3. 5坪の省スペースで開業可能
  4. バイト募集2週間で「200名の応募」が殺到
  5. 好立地の物件取得サポート

上記が本当であれば素晴らしいFCモデルです。

1~3はもちろん凄いことですが、個人的には特に「4」の求人関連のキャッチに驚きました。多くの経営者は人材獲得に苦しみ、大きな採用教育費を投下しても人が集まらない現状に悩んでいるからです。酷いところはそれが原因で営業停止せざるを得ない状況に追い込まれてしまう企業もあります。

それにも関わらず、バイト募集2週間で「200名の応募」など聞いたこともない現象が起きています。

おそらく、タピチティースタンドの「ブランド力」「ブーム」「簡単作業」といった3つのキーワードが爆発的に人を呼んでいるのでしょう。俄には信じがたいですが、可能性は十分にあるかもしれません。

ただ、いずれにしても収益モデルにパワーがなければ意味はないため、少しずつ明らかにしていきます。

タピチティースタンドフランチャイズ:加盟金・応募の流れ

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加盟条件については上記の通りですが、簡単にまとめます。

  • 加盟金:2,000,000円
  • 保証金:2,000,000円(個人事業主は5,000,000円)
  • 合計:4,000,000円 or 7,000,000円

法人・個人のどちらで加盟するかによって保証金額は大きくかわるようです。

個人で参入するにはハードルが高い金額です。

また、店舗面積は5坪以上と記載されていますが、「別途ストックヤードも必要」とあるので7~8坪程度のスペースをイメージしておきましょう。

応募から開業までの流れをチェック

次に、応募から開業までの流れを確認します。

そう思ったのですが詳細な記載はなく、まずは「お問い合わせください」というスタンスでした。

タピチティースタンドHPから問い合わせし、その後担当者から連絡と資料が送られてきます。

公式:タピチティースタンドHP

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タピチティースタンドフランチャイズ:開業資金・イニシャルコスト

ここで、本部が開示している開業資金の内訳を見てみます。

加盟金 200万円
保証金(個人は500万円) 200万円
内外装工事・看板設置(広さ7坪の場合) 600万円
厨房費(広さ7坪、売上想定800万円) 400万円
POS・情報システム機器 150万円
設計・設計監理費 100万円
その他店内備品 100万円
開業前研修費(原則2名、15万円/1人) 30万円

上記の通りですが、まとめてみます。

  • 加盟金:2,000,000円
  • 保証金(法人):2,000,000円
  • 内外装工事・看板設置(広さ7坪の場合):6,000,000円
  • 厨房機器(広さ7坪、売上想定800万円):4,000,000円
  • POS・情報システム機器:1,500,000円
  • 設計・設計監理費:1,000,000円
  • その他店内備品:1,000,000円
  • 開業前研修費(原則2名、15万円/1人):300,000円
  • 開業費用合計:17,800,000円

このように、開業資金は法人であれば17,800,000円、個人なら20,800,000円だとわかりました。

ただ、これは正確なイニシャルコストではないため、「物件取得費」を想定しつつ現実的なイニシャルコストを算出していきます。

イニシャルコスト(初期投資額)

ここで、ちょっと気になる記載を見つけました。

収益モデルの地代家賃が「600,000円」になっていることです。想定売上高が4,000,000円であっても10,000,000円でも600,000円と記載されています。

7坪のテナントならたとえSV出店料を含めたとしても高額なので、何か別の理由があるかもしれません。これについては、本部に明確な回答を得てから加盟するようにしてください。

とりあえず、ここでは収益モデル通りの地代家賃で計算し、工事期間として空家賃1か月分を計上します。

7坪テナント:600,000円/家賃

  • 物件取得費用/1ヵ月:600,000円
  • 敷金/家賃140,000円×6ヵ月=3,600,000円 ※10ヵ月の場合もあり
  • 工事期間/空家賃1ヵ月=600,000円
  • 合計:4,800,000円

次は、上記物件取得費と運転資金1,000,000円を開業資金に加えてみます。

イニシャルコスト

  • 加盟金:2,000,000円
  • 保証金(法人):2,000,000円
  • 内外装工事・看板設置(広さ7坪の場合):6,000,000円
  • 厨房機器(広さ7坪、売上想定800万円):4,000,000円
  • POS・情報システム機器:1,500,000円
  • 設計・設計監理費:1,000,000円
  • その他店内備品:1,000,000円
  • 開業前研修費(原則2名、15万円/1人):300,000円
  • 物件取得費用/1ヵ月:600,000円
  • 敷金/家賃140,000円×6ヵ月=3,600,000円 ※10ヵ月の場合もあり
  • 工事期間/空家賃1ヵ月=600,000円
  • 運転資金:1,000,000円
  • イニシャルコスト:23,600,000円

イニシャルコストは、法人:23,600,000円、個人:26,600,000円になるとわかりました。

「高い」と感じた人は一定数いるはずです。特に、個人の方であればそう思う人は多いのではないでしょうか。しかし、本当はそうでもありません。

売上高800万円規模の飲食店を作ろうとしたとき、建坪45坪以上、かつ50席以上になることは普通です。もし、郊外型であれば25台以上の駐車場スペースも欲しいところです。

そうなるとイニシャルコストは、居抜きで20,000,000円オーバー、スケルトンであれば40,000,000円を超えることも珍しくありません。もちろん、費用は立地条件に大きく左右されるため一概には言えません。

ただ、私の経験則から言えば決して高額ではないことを伝えておきます。

なお、運転資金についてはイニシャルコストに入れるかどうか意見が分かれるところです。

運転資金は実際に消耗する経費であり、借入の段階でも融資額に関わるお金です。そのため、イニシャルコストに含めておくことが適切だと考えます。

タピチティースタンドフランチャイズ:収益モデル分析

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ここまでの解説で、タピチティースタンドフランチャイズのイニシャルコストは、法人:23,600,000円・個人:26,600,000円だとわかりました。高くもなく安くもないといった印象です。

ちなみにですが、私が経営していた店舗のイニシャルコストは40,000,000~50,000,000円以上です。売上高はアベレージで7,000,000円、利益率は約20%でした。これでも十分に利益は積み上がります。

あとは、タピチティースタンドフランチャイズの「収益モデル」さえきちんとしていれば問題ないということです。

それを確かめるために、独自プロフィットで利益率を算出し、現実に近い数値を暴きます。

収益モデル分析

まずは、本部が開示している収益モデルを確認してみます。

(単位:千円) 売上400万円 売上600万円 売上800万円 売上1,000万円
売上高 4,000 6,000 8,000 10,000
売上原価 (包材費込) 1,200 1,800 2,400 3,000
売上総利益 2,800 4,200 5,600 7,000
販売費 2,158 2,768 3,408 4,048
人件費 800 1,080 1,440 1,800
物流費 120 180 240 300
地代家賃 600 600 600 600
一般経費 350 500 600 700
販売促進費 80 120 160 200
ロイヤルティ 120 180 240 300
広告分担金 40 60 80 100
システム使用料 48 48 48 48
償却前営業利益 642 1,432 2,192 2,952
減価償却費 149 149 149 149
営業利益 493 1,283 2,043 2,803
投資回収 25ヶ月 11ヶ月 7ヶ月 6ヶ月
  ※投資概算15,800千円 の場合 ※投資額16,600千円の場合
※上記はあくまで参考モデルであり、数値の保証をするものではございません。

数字はもちろんですが、資料請求の段階でここまで詳細な数値を開示してくれる本部は少ないです。残念ながら資料にはざっくりとした数字だけ記載し、面談で言葉巧みにクロージングをかける本部はかなり多いです。というか、ほとんどがそうではないでしょうか。

私は、これまで多くのフランチャイズ資料を見てきました。しかし、正直に「償却後利益」を載せつつ回収期間を明示している本部は「ほぼ」ありません。減価償却費まで想定して計上すれば営業利益の数字が減るため、加盟希望者の門が狭まってしまうからです。

だから数字をボヤかし、とにかく説明会や面談までこぎつけ「言葉」でクロージングしたい本部が多いわけです。これを理解していれば、タピチティースタンドフランチャイズがどれだけ親切かわかります。

地代家賃だけは気になりますが・・

すでに詳細な数値がわかるので非常に好印象ですが、もう少しだけ科目を増やして分析していきます。

タピチティースタンドフランチャイズ:独自プロフィット計算

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プロフィットに数値を落とし込む前に、「出店条件」「運営条件」「自己資金・返済計画」を明確にしておく必要があります。そうしなければ現実に近い数字が出ないからです。

例えば、タピチティースタンドフランチャイズの場合は下記のようになります。

タピチティースタンドFC:出店条件

出店条件:法人加盟

  • 加盟金:2,000,000円
  • 保証金(法人):2,000,000円
  • 内外装工事・看板設置(広さ7坪の場合):6,000,000円
  • 厨房機器:4,000,000円
  • POS・情報システム機器:1,500,000円
  • 設計・設計監理費:1,000,000円
  • その他店内備品:1,000,000円
  • 開業前研修費(原則2名、15万円/1人):300,000円
  • 物件取得費用/1ヵ月:600,000円
  • 敷金/家賃140,000円×6ヵ月=3,600,000円
  • 工事期間/空家賃1ヵ月=600,000円
  • 運転資金:1,000,000円
  • イニシャルコスト:23,600,000円

【自己資金・返済計画】※2000万円を借入した場合

  • 自己資金:3,600,000円 ※満額借入ケースが多い可能性あり(法人契約のみのため)
  • 借入金:20,000,000円/金利2%/元金均等/10年返済
  • 初月返済額:199,999円
  • 総返済額:22,016,615円
  • 利息合計:2,016,615円
  • 利息割合:9.159%
  • 支払金利(変動):16,805円

運営条件 ※本部開示データ参照

  • テナント:7坪
  • 想定売上高/単月:6,000,000円
  • 売上原価 (包材費込):1,800,000円
  • 粗利益:4,200,000円
  • 販売管理費:276,800円 ※参考程度
  • 人件費:1,080,000円
  • 地代家賃:600,000円 ※謎
  • 物流費:180,000円
  • 一般経費:500,000円 ※参考程度
  • 販売促進費:120,000円
  • ロイヤルティ:180,000円
  • 広告分担金:60,000円
  • システム使用料:48,000円
  • 償却前営業利益:1,432,000円 ※参考程度
  • 減価償却費:149,000円 ※参考程度
  • 営業利益:1,283,000円 ※参考程度
  • 投資回収:11ヵ月 ※参考程度
  • 減価償却費は5年で平均値をざっくり算出するため、やり方によって月々の償却値は異なる
    ※オープン月に大きく計上することもあり、経営者の方針次第だと言える

上記の通り、すべての条件が整いました。ここから、より具体的な損益を算出してみます。

タピチティースタンドFC:プロフィット

タピチティースタンドフランチャイズ:6,000,000円/売上高
科目 数値 % 備考
売上高 6,000,000 100.0  
原価(包材費込) 1,800,000 30.0  
粗利益 4,200,000 70.0  
給与手当 1,080,000 18.0  
福利厚生 0   ※正社員雇用なし
採用広告費 60,000    
通信費 12,000    
販売促進費 120,000    
消耗品費 70,000    
修繕費(積立) 10,000   ※実際には計上されない経費
水道光熱費 150,000    
新聞図書費 0    
支払手数料 10,000    
地代家賃 600,000    
賃借料 0    
産廃処理費 18,000    
保険料(積立) 10,000   ※実際には計上されない経費
租税公課 0    
減価償却費 112,500   ※計上されるが実際には減らないお金
雑費 70,000    
施設管理費 10,000    
システム使用料 48,000    
物流費 180,000    
ロイヤリティ 180,000    
広告分担金 60,000    
販売管理費 2,800,500 46.7  
営業利益 1,399,500 23.3  
支払利息 16,805    
経常利益 1,382,695 23.0  
オーナー:本部 ???    

上記の通り、経常利益は1,382,695円、利益率は23%と本部の開示データよりも良好な結果が出てしまいました。計算していて難しかったのは、「一般経費:500,000円」です。

どの科目にそれほど必要になるのか明確にわかりませんでした。

その上で、数字が乖離した原因は下記いずれかにあるかもしれません。

参考

  • SVに出店した場合のフィーが別途計上されている
  • 光熱費が200,000円以上かかる
  • 雑費・消耗品費が100,000円以上かかる
  • 減価償却費の計上の仕方が異なる

上記が原因となっており、最終的には本部開示データに落ち着く可能性はありますが、正確なことは不明です。

気になる人は、本部に問い合わせてみてほしいです。

なお、この数字には「借入元本の返済金」が入っていないため、減価償却値と元本返済額を相殺し具体的な数値を弾きます。

  • 112,500円/減価償却値-199,999円/借入元本=-87,499円
  • 1,382,695円/経常利益-87,499円=1,295,196円

上記の通り、1,295,196円の中からオーナー収入、或いは本部収益を得ることになります。

かなり良い数字です。

タピチティースタンドフランチャイズ:売上高1000万円のポテンシャル

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タピチティースタンドFCには、月商10,000,000円を売り上げる加盟店もあるようです。おそらく、それは一握りの店舗だけでアベレージというわけではありません。

それでも、実績があるのであれば努力次第で達成できる可能性はあります。

そこで、期待を込めつつ売上高10,000,000円でもう一度計算してみましょう。

タピチティースタンドFC:プロフィット/1000万円

※基本的な運営条件は同じです。ただし、売上増加に伴い数字を修正している科目はあります

タピチティースタンドフランチャイズ:10,000,000円/売上高
科目 数値 % 備考
売上高 10,000,000 100.0  
原価(包材費込) 3,000,000 30.0  
粗利益 7,000,000 70.0  
給与手当 1,752,000 17.5  
福利厚生 48000   ※正社員1名雇用
採用広告費 100,000    
通信費 12,000    
販売促進費 200,000    
消耗品費 100,000    
修繕費(積立) 10,000   ※実際には計上されない経費
水道光熱費 220,000    
新聞図書費 0    
支払手数料 12,000    
地代家賃 600,000    
賃借料 0    
産廃処理費 25,000    
保険料(積立) 10,000   ※実際には計上されない経費
租税公課 0    
減価償却費 112,500   ※計上されるが実際には減らないお金
雑費 100,000    
施設管理費 10,000    
システム使用料 48,000    
物流費 300,000    
ロイヤリティ 300,000    
広告分担金 100,000    
販売管理費 4,059,500 40.6  
営業利益 2,940,500 29.4  
支払利息 16,805    
経常利益 2,923,695 29.2  
オーナー:本部 ???    

経常利益2,923,695円、利益率29.2%と凄まじい数字が出てしまいました。

現場で料理を調理加工することがメインの飲食店であれば、こんな数字はあり得ません。売上増大と共に、人件費や光熱費もそれなりに上がってしまうからです。正社員を2名以上雇用しなければならないケースもあるでしょう。

その点、タピチティースタンドはあくまで「スイーツドリンク」がメインであり、調理と言っても非常に作業は単純です。その上、徹底的に効率化されているのでパート・アルバイトでも十分に業務をこなすことが可能です。

こうした理由から、売上高が大きく上がっても人件費率18%をキープすることができるわけです。

改めて借入元本と減価償却値を相殺し、利益を追求してみましょう。

  • 12,500円/減価償却値-199,999円/借入元本=-87,499円
  • 2,923,695円/経常利益-87,499円=2,836,196円

タピチティースタンドフランチャイズ:年間利回り・回収期間

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次は、年間利回りと回収期間について、法人・個人加盟に分けて言及します。

① 売上高:600万円(法人加盟)

  • 1,295,196円×12ヶ月=15,542,352円
    15,542,352円÷23,600,000円/イニシャルコスト=65.9%/年間利回り
  • 23,600,000円/イニシャルコスト÷1,295,196円=18.2ヶ月/回収期間

① 売上高:600万円(個人加盟)

  • 1,295,196円×12ヶ月=15,542,352円
    15,542,352円÷26,600,000円/イニシャルコスト=58.4%/年間利回り
  • 26,600,000円/イニシャルコスト÷1,295,196円=20.5ヶ月/回収期間

② 売上高:1000万円(法人加盟)

  • 2,836,196円×12ヶ月=34,034,352円
    34,034,352円÷23,600,000円/イニシャルコスト=144%/年間利回り
  • 23,600,000円/イニシャルコスト÷2,836,196円=8.3ヶ月/回収期間

② 売上高:1000万円(個人加盟)

  • 2,836,196円×12ヶ月=34,034,352円
    34,034,352円÷26,600,000円/イニシャルコスト=128%/年間利回り
  • 26,600,000円/イニシャルコスト÷2,836,196円=9.4ヶ月/回収期間

※個人加盟 = 借入金2000万円・自己資金660万円で計算しています

タピチティースタンドフランチャイズ:オーナー年収・本部収益

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では、結局のところオーナー年収(本部収益)はどれほどになるのでしょうか。パターン別に算出してみます。

※あくまでも実現可能な範囲という意味です

① 6,000,000円/売上高:15,542,352円/年間利益

15,542,352円×70%=10,879,646円/推定オーナー年収(本部収益)

② 10,000,000円/売上高:34,034,352円/年間利益

34,034,352円×70%=23,824,046円/推定オーナー年収(本部収益)

それぞれの推定オーナー年収(本部収益)が算出されました。

年間利益の70%に設定している理由は、「税金」「内部留保」を見込んでいるためであり、30%は残しておいたほうが無難だからです。もし、不安なら60%まで落としても構いません。

それでも②のケースでは、23,000,000円以上の収益が見込めます。

タピチティースタンドフランチャイズ:向いている人

タピチティースタンドフランチャイズには大きなポテンシャルが秘められているとわかりました。

ただし、「ブーム」というキーワードには注意が必要です。タピオカ店を例にすると、流行っていたころと現在では店舗数が明らかに減少しているからです。これと同じ現象がタピチティースタンドでも起こる可能性はあります。

と言っても、堅実運営を心がければそこまで心配する必要はありません。

例えば、同じタピオカ店であっても「接客が最悪レベル」「ミルクティーの味が全然違う」「タピオカの固さが異なる」といった経験はないでしょうか。私は大いにあります。

妻がタピオカ好きだったので、地元静岡のタピオカ店には複数お世話になりました。そこで感じたのは明らかに「突貫で流行りに乗っただけの素人店舗の存在」でした。

控えめに言って不味いものの、ブームにあやかって売れていただけの店舗のことです。そうした店は軒並み閉店していき、今では当初から堅実な運営を行っていた店舗だけに行列ができています。

つまり、流行りに乗った店ではなく「ブームを起こしたタピオカ店」が生き残っているというわけです。きちんとした商品・サービスを提供していても、偶発的な流行りで好影響を受けることはあります。しかし、ブームが去ると同時に閉店に追い込まれることはありません。

このように考えると、チーズティーの先駆けであるタピチティースタンドの安心感は高まります。流行りに便乗したFCモデルではなく、むしろベースとなるフランチャイズだからです。

また、ブームが去ったとしても、業種そのものが消滅してしまうことはあり得ません。堅実運営、かつニーズに沿った店だけに淘汰されていくイメージが適切です。

総括:タピチティースタンドフランチャイズの全貌

最後に、タピチティースタンドフランチャイズのポイントを総括します。

ココがポイント

運営会社:株式会社ドロキア・オラシイタ

  • 運営実績:15年以上
  • 従業員数:750名以上
  • 直近の成績はイマイチなものの、2019年5月時点での総資産は19億4225万2000円をマーク

FCモデルの特徴

  • 投資回収6か月可
  • 全国13店舗で月商700万円
  • 5坪の省スペースで開業可能(実際には7坪ほしい)
  • バイト募集2週間で「200名の応募」が殺到
  • 好立地の物件取得サポート

イニシャルコスト(法人ケース)

  • 加盟金:2,000,000円
  • 保証金(法人):2,000,000円
  • 内外装工事・看板設置(広さ7坪の場合):6,000,000円
  • 厨房機器(広さ7坪、売上想定800万円):4,000,000円
  • POS・情報システム機器:1,500,000円
  • 設計・設計監理費:1,000,000円
  • その他店内備品:1,000,000円
  • 開業前研修費(原則2名、15万円/1人):300,000円
  • 物件取得費用/1ヵ月:600,000円
  • 敷金/家賃140,000円×6ヵ月=3,600,000円 ※10ヵ月の場合もあり
  • 工事期間/空家賃1ヵ月=600,000円
  • 運転資金:1,000,000円
  • イニシャルコスト:23,600,000円

※個人ケースでは26,600,000円/イニシャルコスト

収益モデル:法人加盟① 6,000,000円/売上高

  • 利益率:23%
  • 原価率:30%
  • 年間利回り:65.9%
  • 回収期間:18.2ヶ月
  • 推定オーナー年収(本部収益):10,879,646円

収益モデル:法人加盟② 10,000,000円/売上高

  • 利益率:29.2%
  • 原価率:30%
  • 年間利回り:144%
  • 回収期間:8.3ヶ月
  • 推定オーナー年収(本部収益):23,824,046円

向いている人・いない人

  • 個人・法人で300万円イニシャルコストが変わるため、どちらかと言えば法人向き
  • 流行りにあやかろうとするだけでは危険
  • 将来的なビジョンを描きつつ、堅実運営を心がけることが重要

タピチティースタンドフランチャイズモデルは秀逸

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フランチャイズ起業するとき、多くの人は「有名だから」「儲かりそうだから」というような感覚値で行動しようとします。確かに、ネームバリューがあり店舗も増え続けているFCであれば上手くいくこともあります。

しかし、その一方で「広告が上手い」という理由だけで有名になってしまうFCモデルも存在します。つまり、全く儲からないにも関わらず、ブランディングや集客技術が高いことで加盟者が増加する現象が起きているのです。もちろん、加盟者は利益をあげることができず、結果的に苦しい生活を送ることになります。

フランチャイズ本部のキャッチコピーや収益モデルを鵜呑みにしてはいけない、ということです。そして、真実を解き明かすためには、自身で収益モデル分析を行えるようになる必要があります。開業前資金やイニシャルコスト、借入返済計画や損益計算書などを独自に作成できなければならないということです。

もちろん、本部が開示している数値を当て込むだけでは意味がないため、内外装工事における平均坪単価を調べたり、一般的な物件取得費用を理解したりする必要があるわけです。

もっと言えば、ランニングコストとなる「採用教育費」「広告宣伝費」「福利厚生」「通信費」「光熱費」「地代・家賃」「雑費」「租税公課」といった項目に適切な数値を入れることで、ようやく「本当に儲かるのかどうか」がわかるようになるのです。つまり、経験値から生まれる「プロの視点」が求められるということです。

ただ、そうは言っても多くの人は素人であるため、不可能な話です。そこで、私が代行してすべての数値を明らかにし、以下のページで「現実的に儲かる可能性の高いフランチャイズのみ」ランク付けしています。

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