「セブンイレブンの直営店店舗数を知りたい」「直営店とフランチャイズの見分け方を知りたい」という人は意外と多いです。サービスレベルの差やFCと直営の違いを理解したいと思うためです。
結論から言うと店舗数は簡単に分かるものの、明確な見分け方は2つしかありません。ただ、98%以上のセブンイレブンがフランチャイズであるため、おそらく気になっている店舗は直営店ではないでしょう。
記事の内容
- セブンイレブン直営店について
- 店舗数
- 直営店・FC加盟店数の割合
- 見分け方2つ
- 直営店とフランチャイズ店の違い
執筆:フランチャイズLABO
経歴:元飲食店経営者・最大4店舗運営・年商2億5000万円~従業員数120人~
セブンイレブン直営店の見分け方2つ【店舗数は309店】
まずは、セブンイレブン直営店の店舗数とフランチャイズ店舗数について解説します。
セブンイレブン直営店の店舗数
前述の通り、セブンイレブン直営店の店舗数は309店です。一方で、フランチャイズ店は20,309店舗であり、合計すると20,700店のセブンイレブンがあることになります。なお、構成比にすると下記のようになります。
セブンイレブン直営店・FC/構成比
- 直営店:391店舗/1.9%/構成比
- FC店:20,309店舗/98.1%/構成比
- 合計:20,700店舗/100%
上記の通り、セブンイレブンのほとんどがフランチャイズという構成です。ただ、これは2018年11月時点での情報であり、現在は総店舗数21,048店まで増えているため若干の誤差があります。
いずれにしても、視界に入るセブンイレブンは、ほぼFC店という認識で良いでしょう。
セブンイレブン直営店の見分け方
セブンイレブン直営店とフランチャイズの明確な見分け方は2つしかありません。どちらも少し面倒ですが、下記の通りです。
直営店・フランチャイズの見分け方
- 店舗で「公共料金」を支払ったり「領収書」を貰ったりして【ストアスタンプ】を確認する
- 本部に直接問い合わせ確認する
上記の通りです。該当店舗で「公共料金」を支払ったり「領収書」を貰ったりしたとき、必ず「ストアスタンプ」が打ってあるはずです。そこに、【店名】が書いてある場合は直営店、【オーナーの名前】になっていたらフランチャイズ店です。面倒ではあるものの、これなら間違いなく確認できます。
もう一つは、「本部に直接問い合わせ」するしかありません。
※電話番号は、0120-711-372
あとは、「フロアにスーツ姿の人間がいるかどうか」です。こうした人は本部社員のケースが多く、直営店である可能性は高いためです。ただ、FC店でもスーツ姿で作業している人はゼロではないため、断言はできません。確実に確かめる方法は、「1」「2」しかないということです。
補足:直営店とフランチャイズ店の違い
お客目線で見れば、直営でもFCでも変わりません。商品数・クオリティー・値段などすべて同じだからです。しかし、従業員視点で考えると、圧倒的に直営店のほうが指導は厳しいです。フランチャイズのほうが甘いということです。
例えば、直営店だと本部社員がよく見回りに来ます。そうなると、必然的にさまざまなチェックは厳しくなり、身だしなみや接客態度、化粧などを注意されることもあります。
一方で、FC店であればオーナー次第となります。そのため、緩いオーナーに当たれば同じセブンイレブンでも「すっぴんOK」のように緩くなるわけです。こうしたことから、あまり褒められたものではないものの、「マイペースに働きたいならFC」「きちんと仕事をしたいなら直営店」といった風潮があるようです。
なお、「現金過不足」に関してはフランチャイズ店のほうが厳しい場合があります。本部であれば割とあっさり処理されますが、FC店の場合は本部に報告する必要があるためです。また、マイナス過不足なら自腹補填になり、そのまま減収に繋がります。こうした理由から、現金過不足だけはFCより直営店が緩いようです。
総括
記事のポイントをまとめます。
セブンイレブンの店舗数
- 直営店=309店舗
- フランチャイズ店=20,309店舗
構成比率
- 直営店=1.9%
- フランチャイズ店=98.1%
※上記は2018年11月時点であり、2020年現在では総店舗数21,048店
直営店とフランチャイズの見分け方2つ
- 店舗で「公共料金」を支払ったり「領収書」を貰ったりして【ストアスタンプ】を確認する
- 本部に直接問い合わせ確認する
直営店とフランチャイズの違い
- 直営店=指導は厳しい
- フランチャイズ店=指導は緩い傾向にある
※現金過不足についてはフランチャイズ店のほうが厳しい
▽▽なお、興味のある方はご覧ください