タピオカフランチャイズの募集:有名企業10社とFC加盟情報

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今回の記事では、近年日本で流行している台湾ミルクティー『タピオカ』のチェーン店情報をまとめ、解説しています。

今日、タピオカのチェーン店は大小さまざまな規模の企業(ブランド)が出店しており、世界規模のフランチャイズをはじめ日本ローカルのブランド、個人出店など様々な形態が存在しています。

タピオカ店は、比較的少額出資での開店が可能とされており、FCであったり個人出店をするには手軽に始められるというメリットがある一方、流行に左右されやすい日本の市場では事業の継続率が低いという点も指摘されています。また、大企業のブランドでもあっても、店舗形態ではなく”ティースタンド”としての出店がメインとなっていたりと、タピオカ店は、チェーン店なのか個人経営なのかが分かりにくいという特徴も持っています。

今回の記事では、タピオカのチェーン店として有名な10社(ブランド)をメインに、それぞれのブランドに関する情報とFCの募集状況などについても言及します。

記事の内容

  • タピオカ店フランチャイズ募集情報
    その前に【タピオカとは】
  • タピオカの流行は3度目
  • 日本で有名なタピオカブランド10社
    1、Gong cha(ゴンチャ/貢茶)
    2、台湾甜商店(たいわんてんしょうてん)
    3、Pearl Lady(パールレディ)
    4、春水堂(チュンスイタン)
    5、Urth Caffe(アースカフェ)
    6、CoCo都可(こことか)
    7、Chatime(チャタイム)
    8、THE ALLEY LUJIAOXIANG(ジアレイ ルージャオシャン/鹿角巷)
    9、ALFRED TEA ROOM(アルフレッドティールーム)
    10、Bull Pulu(ブルプル)
  • タピオカ店フランチャイズ募集状況
  • フランチャイズ開業までの流れ
  • 開業に関する条件と費用
  • 総括

執筆:フランチャイズLABO
経歴:元飲食店経営者・最大4店舗運営・年商2億5000万円~従業員数120人~

タピオカフランチャイズの募集情報!の前に【タピオカとは】

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タピオカは、南米産の芋「キャッサバ」から抽出した澱粉(でんぷん)を加工して作られています。このでんぷん質の食品を、ブラジル先住民が現地トゥピ語で「tipi'óka」と発音していたことが由来で「タピオカ」という名称になったようですが、元々はタピオカの製法を指していた言葉ともされています。

このタピオカを使用した食品は様々ですが、日本での代表的な食べ方としては「タピオカティー」が有名でしょう。でんぷん質の食品であるため炭水化物が多く、うどんや米と同等のカロリーを含み、腹持ちもよいことから軽食のような扱いで人気を博しています。

なお、タピオカティー発祥の地は台湾で、1980年代に登場した比較的歴史の浅い飲料です。しかし、2021年現在ではアジア圏のみならずアメリカなどのセレブ層にも人気のドリンクとして認知されています。

タピオカの流行は3度目

大企業

日本では1990年代の後半、「快可立 (Quickly)」や「Easy Way」などの台湾チェーン店が進出してきた事に端を発し、市場にタピオカティーが浸透しました。一般的にはこの時期が第一次タピオカブームとされています。

その後、2010年頃には台湾以外の世界的タピオカチェーン店が日本に上陸しており、この頃を第二次タピオカブームとし、2021年現在が第三次タピオカブームとされています。

なお、第一次、第二次ともに、日本市場へ海外のタピオカ店が進出してきたことを引き金にブームが起きていますが、2018年から2019年にかけて発生した第三次ブームでは、Instagramへの投稿(いわゆる「インスタ映え」)をきっかけとして盛り上がりを見せており、いままでのブームとはきっかけが異なっています。

タピオカフランチャイズの募集:日本で有名なブランド10社

フランチャイズ

日本で有名なタピオカブランドについて、10社紹介します。

1、Gong cha(ゴンチャ/貢茶)

ロゴ Gong cha Japan|ゴンチャ ジャパン|貢茶 Japan |台湾茶 |アジアン ティー カフェ
企業名 運営会社:株式会社ゴンチャ ジャパン
企業情報 台湾での設立:2006年
日本法人設立:2015年 3月25日
代表取締役社長:前田 仁志
資本金:200,500,000円
日本本社:〒 151-0071 東京都 渋谷区 本町2-6-3 ユニゾ初台ビル3F
海外出店数 約1400店舗 
日本出店数 約100店舗

ブランド概要:

貢茶(ゴンチャ)は、台湾・高雄市を拠点とした台湾茶(タピオカ)の専門チェーン店です。設立は2006年、呉振華によって創業され、現在世界に約1400店舗、日本国内だけで約100店舗を展開しています。

グローバル本社の貢茶國際股份有限公司は2017年1月に韓国法人「ゴンチャ・コリア」によって買収されたのち、2019年にはアメリカの投資会社TAアソシエイツが株式を取得、傘下に収めています。

日本では、株式会社ゴンチャジャパンが運営を行っており、大々的なフランチャイズ戦略によって店舗を拡大。現在は、北海道から沖縄まで全国展開しているブランドです。

2、台湾甜商店(たいわんてんしょうてん)

ロゴ 台湾甜商店
企業名 GRACE株式会社 (GLG Family)
企業情報 設立:2008年2月
代表取締役:管 卓明/林 雅晴
資本金:ー
本社所在地:541-0045 大阪府大阪市中央区道修町1-4-6 ミフネ道修町ビル8F
海外出店数
日本出店数 23店舗 

ブランド概要:

台湾甜商店は日本発祥のタピオカ専門店です。元々は、2008年に運営コンサルティング会社として福岡にて創業した企業を源流としており、その後、事業を多角化。現在は、日台友好・架け橋となるよう事業をメインで展開しています。2012年にはタピオカドリンク店「101タピオカドリンク」を出店し、現在は主力事業となっている「台湾甜商店」以外にも、台湾スイーツ、団体専用レストランなど、様々な事業を展開しています。

3、Pearl Lady(パールレディ)

ロゴ パールレディ
企業名 株式会社ネットタワー
企業情報 設立:2000年1月24日
代表取締役:江野 俊銘
資本金:2,100百万円
本社所在地:東京都板橋区板橋1丁目49番地1号板橋センター2F
工場:東京都大田区大森南2丁目5番地21号
海外出店数
日本出店数 59店舗(直営52店舗/FC店7店舗)

ブランド概要:

2003年にオープンしたタピオカ&クレープ専門店の「Pearl Lady」は、日本発祥の老舗タピオカ専門店です。原料となるタピオカは、東京のタピオカ工場で製造するという拘りを持っています。また別ブランドの「Cha Bar」や「Tea18」なども運営しています。

4、春水堂(チュンスイタン)

ロゴ 春水堂
企業名 運営企業:株式会社オアシスティーラウンジ
企業情報

台湾設立:1983年
本部:春水堂實業股份有限公司
日本での運営企業:株式会社オアシスティーラウンジ
代表取締役:木川 瑞季/関谷 有三
資本金:5,000万円
本社所在地:〒107-0061東京都港区北青山1-2-3青山ビル 2階

海外出店数 50店舗以上
日本出店数 19店舗 

ブランド概要:

春水堂は、春水堂實業股份有限公司が運営する台湾の喫茶店チェーンです。タピオカミルクティー発祥の店としてしられており、タピオカミルクティーを看板商品としています。台湾国内では約50店舗展開しており、 香港にも店舗を構えるなどグローバル展開を行っています。

なお、日本では株式会社オアシスティーラウンジによって運営されており、日本の1号店は2013年に誕生した東京の代官山店となっています。現在は、東京・埼玉・神奈川・京都・大阪・兵庫・広島・福岡の8地域で19店舗展開されています。

5、Urth Caffe(アースカフェ)

ロゴ img
企業名 運営会社:Urth Caffe JAPAN株式会社
企業情報 アメリカ設立:1989年
日本法人設立:2017年1月23日
代表取締役:川崎 辰航
資本金:1000万円
本社所在地:〒150-0041 東京都渋谷区神南1-15-1 マリービル5F
青山オフィス所在地:〒107-0061 東京都港区北青山1-2-3 青山ビル6F 
海外出店数 10店舗(アメリカ国内)
日本出店数 7店舗 

ブランド概要:

1989年にアメリカ初のオーガニックコーヒー専門店として誕生したアースカフェは、1991年にロサンゼルス市メルローズアベニューに「UrthCaffé1号店」を出店しました。

日本への進出は2013年で、東京に「代官山 UrthCaffé 」を1号店として出店しました。

現在は東京都の代官山店、表参道店など3店舗、神奈川県の湘南などに2店舗、その他、愛知県名古屋市、大阪府大阪市に1店舗の計7店舗を運営しています。

コーヒー専門店であるものの「本場台湾のタピオカティーよりもInstagramに映える」などで話題となっています。

6、CoCo都可(こことか)

ロゴ CoCo都可 JP Official Site
企業名 運営会社:株式会社 Tastea Trustea Japan
企業情報 台湾本部:1997年創業
日本進出:2017年
代表取締役 齋藤 香緒里
本社所在地:大阪府大阪市中央区心斎橋筋2丁目7-9
東京オフィス:東京都渋谷区渋谷3-27-11 祐真ビル 本館3F(株式会社グッドウェーブ内)
海外出店数 4500店舗以上
日本出店数 8店舗

ブランド概要:

CoCo都可(ココトカ)は世界で4500店舗以上展開している台湾発のタピオカミルクティー専門店(ドリンクスタンド)です。日本には2017年に1号店がオープンし、現在東京や大阪で8店舗運営されています。

7、Chatime(チャタイム)

ロゴ chatime
企業名 運営会社:プレディクト株式会社(関東圏)/その他地域は別法人が運営
企業情報
海外出店数 約890店舗 
日本出店数 関東:17店舗/全国:ー

ブランド概要:

全世界で800店舗以上を運営している「Chatime(チャタイム)」は、2005年に台湾で創業したタピオカ専門店です。日本への進出は2017年で、プレディクト株式会社がFC権を取得し銀座に1号店を出店しています。

しかし、同社がFC契約を行って展開している店舗は関東圏の「Chatime」のみとなっており、その他の地域に出店している「Chatime」とは全くの別法人が運営しています。

1つのブランドとしての体系的な情報が無く、日本での総店舗数などは不明です。

8、THE ALLEY LUJIAOXIANG(ジアレイ ルージャオシャン/鹿角巷)

ロゴ img
企業名 運営会社:株式会社ポトマック
企業情報 台湾本部:有樂創意設計有限公司
日本での運営企業:株式会社ポトマック
設立:平成3年
資本金:1億2400万円
本社:650-0042 兵庫県神戸市中央区波止場町2-8
WEST事務所:650-0037 兵庫県神戸市中央区明石町18-2 大協ビル 4F
EAST事務所:150-0046 東京都渋谷区松濤1-29-6
THE ALLEY事務所:150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-19-11 2F
海外出店数 台湾:20店舗以上/全世界:ー
日本出店数 約30店舗

ブランド概要:

台湾の有樂創意設計有限公司が運営する「鹿角巷」と、株式会社ポトマックによるフランチャイズ契約により、2017年に表参道に日本1号店が誕生しました。現在は、東京を中心に約30店舗を展開しています。

9、ALFRED TEA ROOM(アルフレッドティールーム)

ロゴ ALFRED TEA ROOM
企業名 運営会社:カフェ・カンパニー株式会社
企業情報 代表取締役:楠本 修二郎
海外出店数
日本出店数 2店舗 

ブランド概要:

「ALFRED TEA ROOM」は、2016年にアメリカロサンゼルスで誕生したティーブランドです。日本には翌2017年に進出し、東京の青山と新宿に2店舗同時オープンを果たしました。人気メニューは、ボバ(タピオカ)入りのミルクティーで、紅茶や日本茶、台湾茶などの世界中のお茶を楽しめるのが特徴です。なお、日本での運営は「WIRED CAFE」などを展開するカフェ・カンパニーが行っています。一時期は各地への出店数も多かったものの、現在の残存する旗艦店は新宿と大阪梅田の2店舗となっています。

10、Bull Pulu(ブルプル)

ロゴ Bull Pulu(FC) – インプルーブ有限会社
企業名 株式会社 Bull Pulu(ブルプル)
企業情報 設立:2008年5月2日
代表取締役会長 加藤 二朗
代表取締役社長 忠岡 鴻謹
本社所在地:東京都豊島区駒込1-28-11 林ビル
資本金:3000万円
海外出店数
日本出店数 40店舗以上

ブランド概要:

日本発のタピオカ専門店ブランドの「BullPulu」は全国に約40店舗を展開しています。

タピオカ店フランチャイズ募集状況

ゴンチャ

2021年現在、フランチャイズによる加盟店を募集しているのは「ゴンチャ」をはじめ、「台湾甜商店(たいわんてんしょうてん)」と「Pearl Lady(パールレディ)」です。

「ゴンチャ」は、自社サイト上にもフランチャイズ募集に関する情報が記載されていますが、「台湾甜商店(たいわんてんしょうてん)」と「Pearl Lady(パールレディ)」は詳細については記載されていません。直接問合せを行い、確認するのが良いでしょう。

ここでは「ゴンチャ」のフランチャイズ加盟情報を参照しながら、タピオカ店のフランチャイズ開業に関する流れを解説します。(FC本部により、条件などは異なります)

フランチャイズ開業までの流れ

「ゴンチャ」を開業するまでは、セミナー参加などを含めて「8つのステップ」を踏む必要があります。具体的には以下のステップとなっています。

  • STEP01:お問い合わせ / セミナー参加

  • STEP02:個別加盟相談

    秘密保持契約を締結し、ビジネスモデルの詳細をお伝えします。出店希望のエリアや疑問点等お伺いいたします。

  • STEP03:審査

  • STEP04:合意

    加盟条件について十分に理解の上、出店に向けて具体的な計画・調査に着手すべく、「FC加盟に関する合意書」を締結します。

  • STEP05:物件探し / 物件提案

    物件は弊社店舗開発チームがソーシングを行い速やかにご提案致します。また物件情報をお持ちの際は、弊社に情報を頂き店舗開発チームにて精査致します。物件提案に際しては、投資回収や収支予測、物件の概算見積もりなどを提示いたします。

  • STEP06:出店合意 / 「ゴンチャ・フランチャイズ基本契約」締結

    物件契約とフランチャイズ加盟について、最終意思を確認し正式に契約を締結します。

  • STEP07:トレーニング

  • STEP08:グランドオープン

出典:ゴンチャ公式サイト

開業に関する条件と費用

ゴンチャへの加盟条件は、以下とされています。

  • 募集地域:全国主要都市
  • 契約タイプ:フランチャイズ契約
  • 事業形態:法人/個人 問わず

出典:ゴンチャ公式サイト

また、フランチャイズ契約を結ぶ際の加盟金や、運営を開始した後のロイヤリティなどは以下が条件となっています。

項目 金額 備考
加盟金 150万円 フランチャイズに加盟するための費用
加盟保証金 300万円 金銭債務担保のための預かり金。11店舗目の出店より不要。
出店サポート費 30万円 出店のサポート費用
ロイヤリティ 3%
広告宣伝費 3.5%

総括:タピオカ店のフランチャイズ募集に関して

今回の記事では、フランチャイズ募集をしているタピオカ店について、有名なタピオカブランドの紹介と共に解説しました。簡単にまとめます。

  • 台湾発祥のミルクティーが「タピオカ」
  • キャッサバの根から抽出されるでんぷんを原料としている
  • 日本での流行は3度起きている
  • 世界的なブランド、日本発祥のブランドなど合わせて10社程度が有名ブランドとして認知されている
  • 大々的にFC加盟店の募集を行っているのは台湾発祥の「ゴンチャ」

 

フランチャイズ起業するとき、多くの人は「有名だから」「儲かりそうだから」というような感覚値で行動しようとします。確かに、ネームバリューがあり店舗も増え続けているFCであれば上手くいくこともあります。

しかし、その一方で「広告が上手い」という理由だけで有名になってしまうFCモデルも存在します。つまり、全く儲からないにも関わらず、ブランディングや集客技術が高いことで加盟者が増加する現象が起きているのです。もちろん、加盟者は利益をあげることができず、結果的に苦しい生活を送ることになります。

フランチャイズ本部のキャッチコピーや収益モデルを鵜呑みにしてはいけない、ということです。そして、真実を解き明かすためには、自身で収益モデル分析を行えるようになる必要があります。開業前資金やイニシャルコスト、借入返済計画や損益計算書などを独自に作成できなければならないということです。

もちろん、本部が開示している数値を当て込むだけでは意味がないため、内外装工事における平均坪単価を調べたり、一般的な物件取得費用を理解したりする必要があるわけです。

もっと言えば、ランニングコストとなる「採用教育費」「広告宣伝費」「福利厚生」「通信費」「光熱費」「地代・家賃」「雑費」「租税公課」といった項目に適切な数値を入れることで、ようやく「本当に儲かるのかどうか」がわかるようになるのです。つまり、経験値から生まれる「プロの視点」が求められるということです。

ただ、そうは言っても多くの人は素人であるため、不可能な話です。そこで、私が代行してすべての数値を明らかにし、「現実的に儲かる可能性の高いFCモデルのみ」部門別、かつランキング形式で掲載しています。「真実の数値」を解き明かし、その根拠を理解することでフランチャイズビジネスは成功します。

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