ゴールドジムフランチャイズ募集:初期費用・FC加盟情報

ゴールドジム

株式会社THINKフィットネス運営の「ゴールドジム」フランチャイズ募集に関する情報です。現時点で、フランチャイズに関する情報や資料請求については、ネット上のFC比較サイトを見渡す限り、詳細情報は開示されておらず、「ゴールドジム本部に直接問い合わせ」するしかありません。

そこで、現時点で明らかになっている情報を本ページではまとめております。

記事の内容

  • ゴールドジムフランチャイズ募集情報
    経営母体・企業理念
  • 株式会社THINKフィットネス(運営会社)
  • ゴールドジムFC:店舗数
  • ビジネスモデル・特徴
    年齢や性別などを考慮した機器・設備を完備
    パーソナルトレーナーの教育レベルが高い
    日本全国の店舗網
  • コロナ禍での対策
  • 初期費用・イニシャルコスト
    =ブラックボックス
  • ゴールドジムフランチャイズ募集:非公開情報が多い
  • 総括

執筆:フランチャイズLABO
経歴:元飲食店経営者・最大4店舗運営・年商2億5000万円~従業員数120人~

ゴールドジムフランチャイズ募集:経営母体・企業理念

まずは、ゴールドジムの企業情報や、経営理念から見ていきましょう。

株式会社THINKフィットネス(運営会社)

会社名 株式会社THINKフィットネス
資本金 2億8,962万円
役員 代表取締役社長 手塚 栄司
取締役 田代 誠
取締役 近藤 一誠
取締役 石川 明彦
取締役 野上 直之
取締役 石原 悟
監査役 浅見 光二
本部所在地 東京都江東区南砂3丁目3番6号
設立 昭和61年5月1日
事業内容 フィットネスクラブの経営
フィットネス機器およびフィットネス用品の輸入販売および輸出
栄養補助食品および飲料の販売
フィットネス用品店の経営 ほか

ゴールドジムはアメリカ発祥のフィットネス企業で、正式名称を「Gold's Gym International, Inc.」としています。アメリカ国内だけでなく、日本を含む30か国で事業展開されており、世界に700店舗以上を有する世界的なFCです。日本でのマスターフランチャイズ契約を行っているのは「株式会社THINKフィットネス」で、日本国内における直営・フランチャイズ店の展開をメイン事業として成長しています。

なお、アメリカ本部の「Gold's Gym International, Inc.」は、コロナ禍による休業の影響を受け、2020年5月に連邦倒産法を適用していますが、日本のTHINKフィットネスとは資本関係にないため影響はないとしています。

ゴールドジムFC:店舗数

THINKフィットネスは、1995年に日本初のGOLD'S GYM「ゴールドジム イースト東京」を開設しており、2021年現在は、約90店舗(内、31店舗がFC店舗)が運営されています。正確な統計値は非公開となっていますが、同社の沿革を確認する限り、近年は、年間「10店舗」ほどのペースで店舗数が拡大しています。

また、2021年にはホームセンターのジョイフル本田傘下のスポーツクラブ3店舗(茨城県2、千葉県1)を買収するなどしており、同社としては初のM&Aによる事業拡大にも乗り出しました。THINKフィットネスの今後の成長戦略として、直営店・FC店での展開に続き、今後は地場のスポーツクラブを買収するなどの方法で店舗数の拡大を加速させるとの見方ができます。

企業理念

THINKフィットネスの掲げる企業理念は次の通りです。

正しいフィットネス、 トレーニングの普及により、 人々の健康増進、身体機能低下防止に 役立つことを通じて社会に貢献するという 信念を持ち、そのための 商品、場所、情報の提供を行うこと。

THINKフィットネス公式ページから引用

ゴールドジムフランチャイズ募集情報:ビジネスモデル・特徴

ゴールドジムとは

次は、ゴールドジムの「ビジネスモデル」について確認していきます。日本全国約90店舗で同一水準のトレーニングを行えるよう、設備面やトレーナーなどがしっかりと規格で統一されているのがゴールドジムの特徴です。

年齢や性別などを考慮した機器・設備を完備

ウェイトトレーニングエリアは、年齢や性別、体格の違いをも考慮した幅広いマシンが用意されています。また、設備だけでなく、ピラティスやヨガなど幅広いスタジオプログラムが用意されているのもゴールドジムの特徴です。

パーソナルトレーナーの教育レベルが高い

一定のトレーニング経験や知識を持つゴールドジムのトレーナーが常駐しています。社員パーソナルトレーナは、4つの区分を設けており、ゴールドジムのトレーナーの中でもトレーニングに関しての適切な運動プログラムを作成・指導するために必要とされる高度な専門知識を持ち、実技(技術・実践)においても厳しい社内基準を満たしていると認められているトレーナーです。

  1. アドバンストレーナー

    セミナー・ゴールドジムアカデミーの講師も担当するトレーナーです。実技 ( 技術 · 実践 ) はアカデミーレベルが上級にあります 。ユニフォームの袖が黄色のトレーナーです。

  2. プロトレーナー

    ゴールドジムアカデミー全過程合格。実技 ( 技術 · 実践 ) はアカデミーレベル上級にあります 。 ユニフォームの袖がシルバーのトレーナーです 。

  3. オフィシャルトレーナー

    ゴールドジムアカデミー 全過程合格 。実技 ( 技術 · 実践 ) はアカデミーレベルが中級にあります。ユニフォームの袖がオレンジのトレーナーです。

  4. トレーナー

    ゴールドジムアカデミーを受講してトレーナーとしてトレーニングや勉強をしているトレーナーです 。 ユニフォームの袖がレッドのトレーナーです。

日本全国の店舗網

日本全国に約90店舗を構えており、どの地域であっても一定品質のトレーニングが可能です。

ゴールドジムフランチャイズ募集情報:コロナ禍での対策

ゴールドジムの店舗では、利用者が安心して施設を利用できるように、以下15個の感染対策を実施しています。

  1. マスクの完全着用
  2. ソーシャルディスタンスマークの設置
  3. 各所消毒液の設置
  4. 外気取り入れ
  5. 検温
  6. 問診表の記入
  7. 飛沫防止フィルムの設置
  8. スタジオの参加人数調整
  9. マシン間にパーテンションの設置
  10. 館内各所の消毒強化
  11. 使用できるロッカーの制限
  12. ラウンジスペースの間引き
  13. スタッフのマスク徹底
  14. スタッフの体調管理徹底
  15. スタッフの手洗い徹底とグローブ着用

出典:ゴールドジム

初期費用・イニシャルコスト=ブラックボックス

ゴールドジムの初期費用などは、実際の契約事項に含まれており、情報開示がされていません。

一般的なジムの開業初期費用は250万円~3000万円程度とされていますが、規模やフランチャイズ本部により大きく異なります。以上から、「ゴールドジムのフランチャイズが儲かるかどうか」については残念ながら、不明です。

総括:ゴールドジムフランチャイズ募集:非公開情報が多い

成長スピードや設備の充実度、トレーナーの育成レベルなどを見る限り、ゴールドジムには今後も大きな可能性を感じます。ただし、コロナ禍という影響など不確定な要素も多く、「儲かるか」という点は、実際の収益モデルを分析しなければわかりません。「儲かりそうだから」「流行っているから」という適当な理由で加盟しないよう注意してください。

記事のポイントをまとめます。

ゴールドジムの経営情報

  • 経営母体:株式会社THINKフィットネス
  • 資本金:2億8,962万円
  • 700店舗以上/全世界
  • 90店舗以上/日本国内
  • 直営、FC以外にも、M&Aでの拡大にも期待できる

ビジネスモデル・特徴

  • 年齢や性別などを考慮した機器・設備を完備している
  • パーソナルトレーナーの教育レベルが高い
  • 日本全国の店舗網を有している

コロナ禍での対策

  • 15もの徹底した感染防止対策を行っており、安心して利用できる

初期費用

  • ブラックボックス(情報非公開)

 

フランチャイズ起業するとき、多くの人は「有名だから」「儲かりそうだから」というような感覚値で行動しようとします。確かに、ネームバリューがあり店舗も増え続けているFCであれば上手くいくこともあります。

しかし、その一方で「広告が上手い」という理由だけで有名になってしまうFCモデルも存在します。つまり、全く儲からないにも関わらず、ブランディングや集客技術が高いことで加盟者が増加する現象が起きているのです。もちろん、加盟者は利益をあげることができず、結果的に苦しい生活を送ることになります。

フランチャイズ本部のキャッチコピーや収益モデルを鵜呑みにしてはいけない、ということです。そして、真実を解き明かすためには、自身で収益モデル分析を行えるようになる必要があります。開業前資金やイニシャルコスト、借入返済計画や損益計算書などを独自に作成できなければならないということです。

もちろん、本部が開示している数値を当て込むだけでは意味がないため、内外装工事における平均坪単価を調べたり、一般的な物件取得費用を理解したりする必要があるわけです。

もっと言えば、ランニングコストとなる「採用教育費」「広告宣伝費」「福利厚生」「通信費」「光熱費」「地代・家賃」「雑費」「租税公課」といった項目に適切な数値を入れることで、ようやく「本当に儲かるのかどうか」がわかるようになるのです。つまり、経験値から生まれる「プロの視点」が求められるということです。

ただ、そうは言っても多くの人は素人であるため、不可能な話です。そこで、私が代行してすべての数値を明らかにし、「現実的に儲かる可能性の高いFCモデルのみ」部門別、かつランキング形式で掲載しています。「真実の数値」を解き明かし、その根拠を理解することでフランチャイズビジネスは成功します。

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